今夏、ビクターエンターテインメントより日本デビューが決定した7人組新人ボーイズグループONF(オンエンオフ)が、3月12日(月)東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて、1stファンミーティング「ONF 1st Fanmeeting 〜LIGHTS ON in JAPAN」を2公演開催。
韓国ではB1A4の弟グループとして話題を集め、昨年8月にミニアルバム「ON/OFF」でデビュー。その後、オーディション番組「MIXNINE」ではメンバー全員が上位にランクインし、最終的にONチームのリーダー、ヒョジンと末っ子ラウンが9人のデビューメンバーに入るなど、2018年最も活躍が期待される注目グループだ。
グループ名のONFには、「ON」と「OFF」という相反する言葉が融合しているように、さまざまな個性やスキルを持ったメンバーが集まり、多彩な才能と魅力を持ったグループになるという意味が込められているが、その名の通り、7人は初来日公演にもかかわらず、2000人以上のファンを前に、堂々たるパフォーマンスや楽しいトークを繰り広げながら、さまざまな魅力を存分に発揮した。
昼公演に続き、夜公演も会場は熱気ムンムン。オープニングは、アルバムには収録されていない未公開曲ながら、ONFの始まりを告げる意味が込められた「LIGHTS ON」でスタート。パワフルなパフォーマンスでイントロステージを飾った。続けて、K-POPシーンでは珍しいスタイルのChill out houseジャンルのデビュー曲「ON/OFF」で、メンバーそれぞれの個性やボーカルカラーを見せ、ファンの熱い声援を受けた。
全員であいさつした後は、「僕はONFのラッパー、ワイアットです」「チームでダンスを担当しているユーです」「ONFのイ・チャンユン、センセーション、イーションです」「僕は最近髪の色を変えたヒョジンです」「ONF最年少のラウンです」「ONFのピカピカスパークリーダー、ジェイアスです」「(「粉雪」のサビを歌い)MKと申します」と1人ずつ自己紹介し、「皆さんに会えて本当にうれしいです。いい思い出を作りましょう!」と元気いっぱいに呼び掛けた。
ここからは、司会を務める古家正亨が進行。ラウンが「先輩たちと同じように、こうして日本のステージに立つことができてうれしいです。ファンの皆さんのおかげです。もっと頑張ります」と言えば、大阪出身の日本人メンバー、ユーも「東京にあんまり来たことがないんですけど、こうやってメンバーと来ることができて、とてもうれしいです」と日本初公演の喜びを表現し、トークコーナーへ。
韓国デビューから7カ月となったが、これまで印象に残っていることとして、初のショーケースを挙げたヒョジン。「見に来てくださったファンの皆さんと家族が応援している姿を見て、もっと頑張らなきゃと思いました」と振り返った。
また、メンバーのほとんどが長い練習生期間を経ているが、練習生期間が7年ぐらいだというワイアットは「デビューできたことが夢みたいです」と夢を現実にしてくれたファンに感謝し、ジェイアスは「練習生期間中は歌、ダンスだけでなく、日本語、中国語、英語まで勉強することができました。そして、チームワークも本当にいいです!」とニッコリ。たしかに、ほとんどのメンバーが普通に日本語を使いこなしているのもすごいが、さらにMKが中国語で、ワイアットが英語で自己紹介をしてみせ、会場を驚かせた。
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