しかし俳優としては確固たる地位を確立したが、私生活はベールに包まれていた。2010年に母校の清州(チョンジュ)大学演劇学科の助教授として採用されたチョ・ミンギは、自分が教えていた女子学生たちを宿舎やカラオケボックスなどでセクハラ行為をし、わいせつ容疑で世論から非難され始めた。
最近火が付いた“ミートゥ−運動”に数多くの被害者がチョ・ミンギを加害者だと告白し、警察の調査までおこなわれることになった。強制わいせつ容疑の被疑者として12日に忠北(チュンブク)地方警察庁に出頭する予定だったが、9日午後、ソウル市内のマンションの地下倉庫で首をつって自ら命を絶った。
俳優としてチョ・ミンギの人生は勢いよく燃え上がっていたが、私生活の問題で最後は冷たく終わってしまった。
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