“生きたい”ヘギと“死にたい”カングという正反対のデコボココンビが、ぶつかり合いながらも互いを理解し始め、友情を育みながら、懸命に生きていくという琴線に触れるストーリー展開で、笑いあり涙あり、もちろん歌あり踊りありで、心にじんわりと温かいものを残してくれるステキな作品だった。
何より、この作品は2人芝居のバディミュージカル。2人の息、コンビネーションが大事になってくるが、その点で今回のキャストは心配がない。制作発表会のときも感じたが、キャスト同士の仲が良く、初日も出演していないキム・ナムホ、ミンス、インジュンが客席で観覧し、温かく見守りながら、リアクションをしたり、歌に合わせて体を揺らしたりして2人を盛り上げるなど、抜群のチームワークを見せていた。初日はキム・ヨンソク&テウンだったが、どの組み合わせでも、息ぴったりの演技で感動を届けてくれるに違いない。
さらに、公演後は毎回、ファンにはうれしい来場者特典・アフターイベントも行われる。初日は、フォトタイムと握手会。キム・ヨンソクとテウンは、「最初の公演ですが、こんなにたくさん来ていただき、ありがとうございました」と会場を埋めた観客に感謝し、観客が向けるカメラに向かって、キュートなハートポーズで応えた後、握手をしながら観客を見送った。
キャストの組み合わせによって、見え方や感じ方が違うと思うので、いろいろな組み合わせで観るのも、新鮮で楽しそうな「マイ・バケットリスト」。上演は2月28日まで。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
画像クレジット
(c)マイ・バケットリスト実行員会
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