「取材レポ」韓国発ミュージカル「マイ・バケットリスト」開幕!キム・ヨンソク(CROSS GENE)×テウン(SNUPER)が涙の熱演!

命の美しさと尊さを描く韓国発ヒューマン・コメディ・バディミュージカル「マイ・バケットリスト」の初の日本語公演が2月20日(火)、東京・新宿シアターモリエールにて開幕した。
2014年に韓国の新たな演劇が生まれる場所と言われる大学路(テハンノ)で初演された後、2015年、2016年と再演を重ね、韓国ミュージカル界で新たな潮流を作った話題作。2017年には日本にも初上陸し、好評を博した。新たなキャストを迎え、全編日本語での上演となる今回は、主人公のカングをキム・ヨンソク(CROSS GENE)、ミンス、ミュージカル俳優のキム・ナムホ、ヘギ役をテウン(SNUPER)とインジュンが演じる。演出は中野智行(PaniCrew)。

物語は、少年院から出所したばかりの不良少年でロッカーのカングが、生きることにうんざりしていて、自殺を試みようとしたときにかかってきた1本の電話が始まり。なんと、自分が死に至るウイルスに感染したというのだ。急いで病院に向かったカングは、悪性腫瘍患者で、“リアル”に余命宣告された少年ヘギに出会う。残された時間で、死ぬ前に絶対やってみたいこと=バケットリストを実行していたヘギは、自分が死んでも悲しまないだろうカングに、高額のアルバイト料と引き換えに自分のバケットリストを実行する旅に誘う。2人はヘギのバケットリストを実行する「プラシーボ・プロジェクト」を始めるのだが…。

初日のバディは、日本でミュージカルに出演するのは初めてとなるキム・ヨンソクと、ミュージカル自体が初めてのテウン。初日ということで、舞台上の緊張感が伝わってきたが、物語が進むにつれ、熱い情熱をたぎらせた演技で、観客をぐいぐい引き込んでいった。

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2018.02.21