「コラム」平昌五輪は韓国の地方文化を知る絶好の機会!

 

韓国を知る最良の手段
今回の平昌五輪の主会場は韓国東北部の平昌と江陵(カンヌン)である。典型的な地方都市だ。
こうした場所の土地柄を日本のテレビが盛んにリポートしている。日本の多くの方々が映像を通して「ソウルでない韓国」を見ていることだろう。
韓国の地方をずっと回ってきた私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)としても、ワクワクする思いだ。
市場で楽しく花札をするアジュンマ(おばさん)。
悠然とした歩きで大通りの交通を遮断するハラボジ(おじいさん)。
自己主張の強さを口紅で表現するアガシ(娘)。
冴えないジャンバー姿さえも流行にしてしまうアジョシ(おじさん)。

東アジアのラテン系といわれるほどに陽気で騒がしい人たちが、まだ見ぬ明日よりも目の前の今日のために各地方で精一杯に生きている。
儒教という生活規範が隅々まで浸透している韓国ではあるが、そこに住む人々の考え方と行動は個性的である。それゆえに、論じることより直接地方に出掛けることが、韓国を知る最良の手段となる。
特に、韓国の地方に来て何かを感じるのは、まぎれもない「本人」である。だからこそ、韓国を旅するときは何よりも自分の感性を一番大事にしたい。
「韓国のあちこちに行って、何でも見てやろう」
その気持ちがあれば、韓国の各地方は濃密なほど期待に応えてくれるだろう。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

コラム提供:ロコレ
http://syukakusha.com/

 

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2018.02.12