Q. プレッシャーがとても大きかったでしょう。

A. スギョムというキャラクターを見ると、僕と似ている面は明るい性格だけでした。スギョンの心の痛みをどのように表現しようかと思うとプレッシャーがとても大きくなり、ずいぶん悩みました。そうして練習生の時を思い出して、デビューの準備をする過程で、目的地に近づいているようでありながら、いざ到着してみると、また目的地が遠くなっているという、漠然とした状況を思い起こしました。当時は、そんな挫折感を受け止めることが出来る年でもありませんでした。たくさん傷ついた当時の気持ちを考えながら演技をしました。もちろん別の傷ですが、スギョムという役割を演じる上で助けにならないだろうかと思いました。

Q. 新人でありながら「付岩洞復讐者たち」のイ・スギョム役に抜擢された理由は何だと思いますか。

A. 監督が顔に陰があるのでキャスティングしたとおっしゃいました。ほとんどのアイドルは、健康で明るいイメージがありますが、僕が無表情でいるときに陰が見えたとおっしゃいました。陰のある姿にイ・スギョムのイメージが見えたとおっしゃいました。

Q. ご自身も自分に影があると思いますか。

A. 最初は何を意味するのかよくわかりませんでした。事実、本当に明るい性格ですし、自らを「肯定の王」だと思っています。無限の肯定マインドを持っています（笑）。

（３ページに続く）

 

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