韓国アイドルグループ「Wanna One」が悪質な書き込みネットユーザーとの戦争を宣言した。カン・ダニエル、ユン・ジソン、ペ・ジンヨンに続きパク・ジフンまでが強力な法的対応に出たのだ。彼らが告訴するに至った背景は何か。
Mnet「プロデュース101(PRODUCE 101)シーズン2」が成功裏に終了し、これを通して誕生した「Wanna One」は一夜にして人気者となった。デビューアルバムのミリオンセラー、音楽番組1位、音源チャート1位、広告界のホットスターに浮上、バラエティのブルーチップ、各種ラブコール1位と休む間のないスケジュールを消化した。大衆的な認知度や幅広いファン層を所有し、波及力や話題性も相当だ。
しかし副作用もあった。「プロデュース101」の特定フォーマットに起因した、不特定多数が特定人物に向かって吐き出す人身攻撃とデマの量産。番組開始と同時に広がり、その様相は実に驚愕だった。
証明されていない憶測が事実のように糊塗され、本人はもちろん家族に続く下品な悪口、セクハラに近いデマ流布、人身攻撃性発言も続いた。適切な批判でない根拠のない悪口と人身攻撃が「Wanna One」メンバーや番組出身練習生に向けられた。「出た杭は打たれる」ということわざがあるが、その程度を越える状況だった。(2ページに続く)