「インタビュー」ジェシカ「歳を取っても誰かの憧れの人、素敵なお姉さんになりたい」

Q. 情熱的に働ける原動力はどこからですか?

ジェシカ:最近は一つの仕事だけをする人はいないと思う。私もやってる事が多そうに見えるが、何かをする時は一気に集中するタイプ。“集中スイッチ”がパッとついてパッと消える。スタッフとの息が良いおかげ。このように仕事をしながら、漠然と夢見ていた事を一つずつ叶える喜びを感じている。

Q. 歌手、女優、実業家など様々な仕事をしているが“歌手ジェシカ”と呼ばれるのが一番いいですか?

ジェシカ:状況に応じて異なる服を着るのが楽しい。一つのイメージに固定されていない、私に与えられた全ての事を上手にこなす“万能”ジェシカになりたい。

Q. 10年なら山河も一度は変わる歳月だ。スランプもあったでしょう。

ジェシカ:デビュー4~5年目は悩みが多かった。最初は何も分からない状態で、辛いとも分からず一生懸命走っていた。だがデビューして4年が過ぎると、考え事が多くなった。忙しいのもあって、あれこれと活動が重なり、心と体の両方が疲れてしまった。

Q. どうやって克服したんですか?

ジェシカ:スランプを克服する余裕を与えなければ、克服できるようになる。嫌でも、憂鬱でも、とにかく私は芸能人として私がやるべき事を続けなければならない。当時は大変だったけれど黙々と自分の仕事をし、そうするうちにスランプはいつの間にか過ぎていった(笑) その後もスランプが来たら仕事に集中することで克服していった。

Q. ジェシカと言えば最初に浮かぶニックネームは“氷姫”だ。この他のニックネームは?

ジェシカ:私は“氷姫”というニックネームも好きだった。ちゃっかり屋で優しそうに見えない人に魅力を感じている。“私何もわかんな~い”という表情を作っているより、気軽に近付けない人として見えるのも悪くない。

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2017.10.27