「インタビュー」ジェシカ「歳を取っても誰かの憧れの人、素敵なお姉さんになりたい」

Q. 自分にとって音楽とはどんな存在ですか?

ジェシカ:少女時代を離れた後ブランドを設立し、私は音楽をしないだろうと予想した人も多かった。だけど私は歌う時が最も気が楽。満足のいく曲が出た時は喜びを感じ、ステージの上に立った時は幸せを感じる。様々な活動をやりたい気持ちが大きいので、歌手だけでなく演技もして、ビジネスもするが、わたしの中心は音楽だ。私は音楽をする時が一番幸せ。

Q. アルバム作業する際、最も辛い部分とは?

ジェシカ:音楽はいつも楽しいが、その中でややこしい作業は作詞だ。10周年アルバムも大変だったが、それでも満足したのは作詞だった。良い歌詞を書いたわけではなく、普段照れくさくて言えなかった言葉を、ファンに伝える歌に込められたから。

Q. 歌詞は主にどこで書きますか?

ジェシカ:飛行機の中で書くことが多い。アメリカや他の国によく行くので、時間もあまりないし、私にとって飛行機は安らぎの場所(笑) ご飯もくれるし、映画も見れるし、音楽も聞けるし、本も読める。私について悩める空間だ。

Q. ジェシカがファッションブランドを運営しているのは知っているが、何をしているのか知らない人が大半だ。会社ではどのような役割をしているのか説明してください。

ジェシカ:なんと言っても、ブランドの中心は私(笑) 私が追求する事、私が望むスタイルが商品化され、私はブランドのイメージメイキングをしている。幸いなことに、サポートしてくれる仲間もとても多くて、入念に全部チェックしている。会議もたくさんする。それからニューヨークに支社があって、よく出張に行ってるし。

Q. ニューヨーク支店に行けば、ジェシカの事を知ってる人は多いですか?

ジェシカ:ソーホー通りに店を開いた。そこに来るお客様は私が誰だか知らない。彼らは、私よりも私たちが作った製品に集中する。私たちの店の近くにヴィンテージショップが一つあって、私はそこの製品が好きなの。よく行くので、そこの店長は私が何をやってる人なのか気になっていた。だから近くに店をオープンさせ、今度おいでって言ったら、既に私たちの店で服を二着も買ったんだって言っていた。私の好きなお店の店長が、私の店のお客様になってるから、妙な気持ちだった。ぞんざいに仕事をしてはいけないなと刺激を受けた。

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2017.10.27