劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」が、「BIAF2017」で長編部門の大賞を受賞した。
「第19回富川国際アニメーションフェスティバル」(BIAF2017)は24日、閉幕した。関心が高かった国際競争長編部門の大賞は、片渕須直監督の長編アニメ「この世界の片隅に」が受賞した。
アニメ「この世界の片隅に」は絵を描くのが好きな平凡な少女すずを通して戦争の残酷さを描いた作品。「第41回アヌシー国際アニメーションフェスティバル」で審査員特別賞を受賞し、「第27回ザグレブ国際アニメーション映画祭」など主なアニメーション映画祭で注目を浴びている。
片渕須直監督は受賞について「長編を制作しながらとても大変で挫折したかったが、韓国の制作会社がずいぶんと助けてくれた。22年間、たくさん助けてくれた仲間たちに感謝したい」と喜んだ。
長編部門の大賞受賞作で閉幕作に選ばれた「この世界の片隅に」は、閉幕式が終わってから韓国マンガ博物館1階の上映館で閉幕作上映を行い、再び観客を楽しませた。また、11月中には韓国で劇場公開される。
WOW!korea提供