10月28日(土)公開の映画「彼女がその名を知らない鳥たち」が、10月12日(木)に開幕したアジア最大級の映画祭である第22回釜山国際映画祭(韓国・釜山)<アジア映画の窓>部門に出品され、本作からW主演の蒼井優(32)、阿部サダヲ(47)、監督白石和彌(42)の3人がオープニングセレモニーに参加、国内外から集結した豪華映画人と共にレッドカーペットを練り歩いた。
今年の釜山映画祭はあいにくの雨となったが、熱心な映画ファンが雨の中スターが登場するのをいまかいまかと待ちわびる中、韓国でも非常に人気の高い蒼井優がVALENTINOの艶やかな衣装をまとい、阿部サダヲ、白石監督と共にレッドカーペットに登場。すると、会場からはひと際大きな歓声が巻き起こり、3人も手を振りながら応えた。
4回目の本映画祭の参加となる蒼井優は、映画祭特有の豪華絢爛な雰囲気を楽しんでいる様子だったが、阿部サダヲは初めての国際映画祭への参加となるため、 少し緊張しながらも終始笑顔で蒼井優と白石監督に促されながらレッドカーペットを優雅に歩いた。
蒼井優は「今回が4回目の参加ですが、初めて参加させていただいた時に、主催の方に“釜山国際映画祭は他の海外の映画祭よりかは小規模で予算的に掛けられるわけではないけど、他に負けないのは観客の皆さんです。そこに誇りを持ってます”と言われたのが印象的でした。今もこれからもずっと続く映画祭になればいいなと思っています。また観客の皆様にこの作品を観ていただけるだけで本当にうれしいです」とこの場に立てたことを感慨深げに語った。また、韓国・釜山で楽しみにしている事を問われた蒼井優は「今年の釜山がどういう感じなのかが一番楽しみです。釜山に来たら行くと決めている店があるんです。今日も絶対食べますよ!」と、本場韓国料理を楽しみにしていると笑顔で語った。
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