ヨン・サンホ監督が、小栗旬と蒼井優が「ガス人間」で呼吸を合わせる。

Netflixは8日、新オリジナルシリーズ「ガス人間」の制作を確定した。ヨン・サンホ監督と片山慎三監督がそれぞれ脚本と演出を務め、小栗旬と蒼井優が出演する。日本映画「ガス人間第一号」を実写化した作品だけに、日韓両国が見せる新しいプロジェクトに期待が集まる。

「ガス人間」は、銀行強盗事件が起き、その犯人として自首した一人の男が違法人体実験でガス人間となり、愛する女性のために犯行を犯したと告白することから繰り広げられる出来事を描いたドラマだ。日本の伝説的特撮映画「ガス人間第一号」を原作とする。

作品は、ヨン・サンホ監督が総括プロデューサーと脚本を、片山慎三監督が演出を引き受ける。ヨン・サンホ監督は「『ガス人間第一号』は1960年代の映画だが、今見ても優れた完成度でSF的要素が精巧な作品だ。現代的に再誕生すれば明らかに興味深い作品になりそうだ」と演出のきっかけを明らかにした。

続いて「片山慎三監督の作品を見て、演出の承諾前だったが片山監督のことが知りたくてSNSでDMを送った。『脚本を書いているが、片山監督の手によって誕生する作品を首を長くして楽しみに待っている』と伝えた」とし、2人の呼吸を期待させた。（2ページに続く）