困惑するイ・ジュンギ
急な入隊にあたり、イ・ジュンギはファンに次のような言葉を残している。
「何と言えばいいのでしょうか。とても申し訳ない気持ちで、どんな言葉を差し上げればいいのか……」
「国防の義務は皆さんと僕が当然知っていて待っていたことだったのに……。こういう過程を共に分かち合うことができなくて、突然お伝えすることになってしまい、とても驚かれたことでしょう。すみません」
「僕、イ・ジュンギは5月3日、神聖な国防の義務を果たすために現役兵で入隊することになりました」
「皆さんと共に交わした約束のように、格好良く義務を忠実に遂行しようと思います。一歩遅れた入隊ですが、誰よりも堂々と格好良く終えてこようと思います」
「皆さんとはしばらくお別れしなければなりません。最後まで立派な作品をプレゼントしてさしあげたかったのですが……」
イ・ジュンギの困惑ぶりが伝わってくる。
彼は決まっていた作品を完成させてから兵役に入りたかったに違いない。それができず、どれほど心を痛めていたことか。その心情は、察するにあまりある。(4ページに続く)