韓国の全国映画産業労働組合が暴行および強要容疑で告訴されたキム・ギドク監督(56)の疑惑を立証する証言および証拠を確保した。
労組のホン・テファ事務局長は3日、「1月に映画関係者の直訴により発覚した事件で、受理後に調査した。暴行に関する部分では第3者である多数のスタッフの証言があった。また女優A氏が男性の性器を握るシーンを事前協議せずに撮影し、強要によって撮られた場面が映像物として残っている」と独自の調査結果を伝えた。また、「キム・ギドク監督の容疑が確認されており、容疑の最終検討は検察の調査結果を通して分かるだろう。近日中にA氏の弁護人らが記者会見をおこなう」と明らかにした。
ソウル中央地検は最近、女優A氏(41)が暴行・強要容疑でキム監督を告訴した事件を刑事6部(部長ペ・ヨンウォン)に配当し、捜査に乗り出したことを明かした。検察はまもなく、A氏を告訴人身分で調査し、キム監督を召喚する方針だ。
一方、キム・ギドク監督側はこの日、「現在、正確な事実関係を把握中だ。事実と異なる部分が多い」との立場を示した。
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