「個別インタビュー」甘い歌声と表現力が魅力的なJohn-Hoon、「20代前半での切ない経験と間接経験で、歌に深みが増してきた気がします」

Q. 今回のアルバムにちなんで、John- Hoonさんの“美しく忘れられない記憶”というと?
僕は、初めて行った外国がスイスだったんです。新人のとき、仕事でパラグライダーをするために、スイスに行ったんですけど、辺り一面真っ白で、本当にその風景に感動したんで、その記憶はまだ残っていますね。あと、何年か前に、プーケットで写真の撮影をしたんですけど、夏の暑いタイの風景、それも美しかったです。

それと、2011年に軍隊が終わって、初めてファンミーティングをするために日本に来たとき、東日本大震災があって、そのときはできなくて、2カ月後に同じ場所でファンミーティングをやったんですけど、軍隊が終わったうれしさもあるし、できないと思っていたファンミーティングができることになったうれしさもあったし、本当にたくさんの方が来てくれて、舞台上からファンの皆さんを見た、その光景も美しい記憶として残っています。それで感動して、台本にはなかったけど、舞台から降りて、ピンスポットを浴びながら客席を歩いたんです。そのときの写真がなくて、写真を撮っておけばよかったなって思うこともあるんですが、僕の心の中に刻まれています。

Q. 最近のJohn- Hoonさんのインスタグラムを見たら、ビリヤード大会に出場した写真がアップされていましたね。
ビリヤードは高校時代から始めたんですけど、大学生のときから、ちゃんとやるようになって、ずっと趣味だったんですが、去年から、もっと本格的にやりたいなと思って、友達の友達にプロ選手を紹介してもらったんです。いまでは、一緒にお酒を飲んだり遊んだり、友達になったんですけど、そのプロ選手から「7月に試合があるから出てみない?」って言われて、今回挑戦してみたんです。でも、大会では、2回戦で負けてしまって。でも1勝したということが、僕にとっては本当に意味があって、プロの選手たちからも、「うわー、ビックリした。上手くなったね」と言われて、うれしかったです。また来年も挑戦しようかと(笑)。

Q. 大きな大会だったんですか?
そうですね、全国大会で。プロの試合もあったし、アマチュアの試合もあったし、僕はもちろんアマチュアの試合でしたけど、大きな体育館で開催されて。でも、待っている時間が本当に長くて、人がいっぱいいたから、それがちょっとつらかったです(笑)。

Q. 芸能人で、その大会に出たのはJohn- Hoonさんだけですか?
たぶん、そうですね。ほかに芸能人がいたという話は聞いていないから。(5ページに続く)

2017.07.31