「インタビュー」イ・ジェフン「『朴烈』のイ・ジュンイク監督といると、子供になった感じがする」

写真=Megabox Plus M

 

Q.心配の連続…完成した作品によく表れていたと思う?

イ・ジェフン:前作は完成作品を見ながら沢山物足りなさを吐露した。「こんな風に演じるべきだった」とか「今だったらもっと上手くやれるはずなのに」とよく思った。演技力の物足りなさは今も同じだが、僕の器の中でできる全てを注ぎ込んだ作品なので、僕の演技を評価できなかった。いつか僕の子供に見せても恥ずかしくない作品になりそうだ。

Q.実在の人物を演技するという負担は大きかったはず。

イ・ジェフン:3.1運動(朝鮮で起こった日本からの独立運動) が起きた頃、朴烈は高校2年生だった。彼が積極的に抗日運動をしていた歴史を見て驚いた。結局、22年2ヶ月の間投獄されていた方だ。彼に少しづつ近づいていくだけでも、畏敬の念を抱いた。そうするうちに、オーバーだったり力が及ばなかったのではないかと悩み、調整しながら演技した。過度に感情を費やす代わりに、この人物が何故このような行動をしたのか精神と信念を考えた。僕を色々と裁断し演技できた。

Q.イ・ジュンイク監督と初めての作業はどうだった?

イ・ジェフン:初めて撮影をする前に、(監督について) 周りに聞いて見た。だけど皆声を揃えて「もう一度一緒に仕事したい監督」と言っていた。僕も監督と仕事をしながら、同じ考えになった。辛く大変な撮影なのに、監督と一緒だったらそれを克服できる。

Q.どんな演出のタイプなのだろうか。

イ・ジェフン:「君の自由だ。思いっきりやれ」と野放しにするタイプだ。動きや人物の感情のディレクションをくれたことがない。その一方で、ずっと自信を植えつけてくれる。“カット”と“オッケー”だけ叫ぶ監督も多いが、イ・ジュンイク監督はいつも現場を忙しく動き回る。スタッフの話を聞いて会話し、より良い現場を作ろうとしている。現場を公園に例えると、僕はシーソーも乗ってブランコにも乗って滑り台も乗る子供で、監督は僕が公園の外に出ないようにする人だ。監督と一緒にいると、僕は子供になった感じだった。(3ページに続く)

2017.07.18