「インタビュー」「師任堂(サイムダン)、色の日記」ソン・スンホン インタビュー

Q. サイムダンとイ・ギョムの切ない愛は、セリフというよりも表情やお二人の作り上げた雰囲気で表現されていたことが多いように思いますが、そういったシーンを撮影するにあたり、気をつけたり、お互いに相談したりしたことはありますか?

私は感情シーンを撮影する時、撮影入る前に音楽を聴くほうです。普段は実はそれほど音楽をよく聞かないんですけどね。

今作では、幼い頃のイ・ギョムと師任堂が出会ってから運命的な恋をして、ある事件によって急に離れ離れになってしまいます。その子役時代を演じるのは私ではないので、感情をイメージするのは台本に頼るしかなかったです。子役時代の師任堂とイ・ギョムの美しい出会いと切ない別れを2人の若手俳優が演じたのを見て、参考にした部分はありました。

Q. 撮影の際に思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。

たくさん思い出のシーンはありますが、イ・ヨンエ先輩との最初の撮影の時、あまりにも緊張してNGをたくさん出したことが思い出されます。

ドラマに出てきますが、あれほど愛した女性… 幼い時に運命的に出会い、突然の別れがあり、20年後にやっと再会したのに。サイムダンの隣には、本当にあり得ないような夫がいて…。現実とも似ていると思います。昔の彼女に今の彼氏がいて、その彼氏が全然さえなくて、自分があれほど愛した女性が大事されていない…。

イ・ギョムはそんなサイムダンの姿を見て、(サイムダンの夫を)殴ろうとするようなシーンがあるんです。本来であれば、夫に殴られなければならない立場なのに…(笑)。
そういうシーンを撮る時がとても面白かったですね。

Q. 他の共演者とのエピソードを教えて下さい。

とても素晴らしい方々と共演できました。イ・ヨンエさんをはじめ、チェ・チョロさん、オ・ユナさん、ユン・ダフンさん等と一緒に仕事できただけで嬉しかったです。

イ・ヨンエさんは13年ぶりにドラマ復帰される作品なので、最初はいろいろと気になさっていたと思います。私もイ・ヨンエさんの立場だったら同じだったはずです。たった1~2ヶ月離れていただけでも居心地が悪くなるのに、10年以上の歳月、演技から離れていた状態ですからね。
私が少しでも役に立てればと努力はしてましたけど、果たして・・・.(笑) (3ページに続く)

2017.06.28