T.O.P(BIGBANG)の主治医が会見「嗜眠状態は続いているが、現段階で脳損傷程度ではない」

韓国の梨花女子大学校医科大学付属木洞病院の医療陣が、集中治療室で治療を受ける人気グループ「BIGBANG」T.O.P(29)の現在の意識状態と今後の治療方針などを明らかにした。

7日午後4時、ソウル・木洞病院大会議室でT.O.Pの入院に関する主治医公式会見がおこなわれた。

キム・ハンス広報室長は「患者(T.O.P)は2017年6月6日12時34分に(病院に)到着した。到着当時、3人の同伴者に付き添われ、1人に上半身を2人に下半身を抱えられながら来院した」と伝え、「来院当時、応急医学科で診察し、所見上、意識状態は一般的な刺激には反応がなく、強い刺激にのみに反応する嗜眠状態(deep drowsy)状態だった。瞳孔が縮小し、低酸素症、高二酸化炭素症、呼吸不全の状態だった」と説明した。

また、「これに応急処置を施し、引き続き応急処置が必要と判断したため、同日16時50分ごろ(集中治療室に)入室した。動脈血の検査で低酸素症が好転しなかった」とし、「高二酸化炭素症は好転したが、ひどい嗜眠状態であったため、神経科と精神科の診察も試みた。しかし、嗜眠状態から回復せず、正常な面談は困難だった」と明らかにした。

神経科のキム・ヨンジェ教授は「意識状態は運ばれてきた際は強い刺激にだけ反応する程度だった。面談をして強い刺激を与えれば目を開くが、集中できない状態だ。だが、われ知らず呼吸停止が起こり脳損傷もありえるが、現在はそこまでの激しい程度はないと見ている」と述べた。

応急医学科のイ・ドクヒ教授はT.O.Pの今後の好転時期と治療計画を伝えた。まず、「現在のところ、患者がどれくらいの薬を服用したのか推定できずにいる」とし、「回復時期は年齢によって異なる。まったく同じ薬を飲んでも年齢によってさまざまだ。そのため、どのくらいの期間かは名言することが難しいが、統計的に若い患者は、合併症がない場合、1週間以内には回復する」と説明した。続けて「最も重要なのは精神治療が必要なこと。2度の面談を試みたが、患者の状態が正常ではなく、まともにできなかった」と付け加えた。

 

WoW!Korea提供

2017.06.07