《見どころ2 アジア・アニメーションで観る“世界”》
アジア短編プログラム「アジア路」では、中国、インド、イラン、シンガポール、イスラエル、そして日本の作品を 8 本上映。
日本を代表するアニメーション作家で、名古屋出身の山村浩二監督が、エリック・サティのバレエ音楽「パラード」を超現実的アニメーテッド・バレエとして再現した『サティの「パラード」』(2016 年/日本/「あいちトリエンナーレ 2016」映像プログラム出品)、インドの起源神話を解釈した『イメージをつくる』(2016 年/インド/ニーナ・サブナニ監督/「アジア路」グランプリ)、エルサレムの日常を批判する風刺映画『Within Thy Walls』(2015 年/イスラエル/オメール・シャーロン、ダニエラ・シュニチャー監督)、現在の世界情勢を予見するかのような未来都市を描いた『Schirkoa』(2016 年/インド/イシャン・シュクラ監督)など、アジアの作家達が現在の世界をどう観ているのかが分かる必見作が勢揃いしています。
また、6 月 10 日(土)には、「アジア路」プログラム・コーディネーターのイ・ギョンファさんのスペシャルトークを開催します。(3ページに続く)