防弾少年団J-HOPE、5.18光州民主化運動37周年を迎え「Ma city」の歌詞が再注目される

注目すべきメンバーはJ-HOPEである。光州(クァンジュ)出身である彼は、ラップを通じて5.18民主化運動に対する自負心を見せた。そしてこれをけなした保守派のオンラインコミュニティをディスした。歌詞は以下の通りである。

”全羅南道(チョンラナムド)光州(クァンジュ) baby/僕の足が山に行こうと/無等(ムドゥン)山の頂上に毎日毎日/僕の人生は熱い、南の熱気/以熱治熱(熱をもって熱をのり切る)の法則は諦めるわけがない/KIAを入れてエンジンをかける、クレイジーにbounce/ダンスひとつで歌手という大きな夢を持ち/現実に音楽とステージの上で飛び跳ね/全部見ただろう、情熱を込めた/ 僕の光州、全国八道はギア/ 僕に会いたいなら時間は7時、集合/みんな押せ062-518”


発売当時ファンはこの歌詞について、「イルベサイト(韓国の右翼系の電子掲示板サイト)で光州を卑下する時、地図上の位置として7時という。イルベを狙い撃ちしたということだ。また062-518は光州広域市の市外番号と5.18民主化運動を示している」と解釈した。

J-HOPEだから可能な歌詞だ。そして自らのアイデンティティを音楽で表現する防弾少年団であるからこそ完成された曲だ。しっかりとした概念を持ったJ-HOPEと防弾少年団だからこそ、現在の位置まで登りつめてくることができたのではないか。

2017.05.18