「インタビュー」DVD好評リリース中!「華麗なる誘惑」チュ・サンウク

Q. コンテナに閉じ込められるシーンについてはいかがでしたか?
コンテナでのガンヒさんとの撮影は、意外とすぐ終わりました。水なしの状態での撮影は約1日かかりましたが、翌日の予定に備え水中撮影は早めに済ませた。
監督もコツをつかんだので、約3時間で終わらることができました。

Q. ドラマの中でお薦めのシーンはどこでしょうか?
僕の出演シーンは全部です。全話を通してね。本作の最大の特徴を挙げるなら、ドラマを観ればまた次回も観たくなるという点です。
次が気になってこそ本当に面白いドラマと言えます。このドラマの最大の特徴はラストシーンです。ドラマというものは全話が面白いとは限りません。

でも本作はどの話も最後の約5分が、次回が観たくなる作りになっている。不思議です。僕も次回が気になった。そこが恐らくこのドラマの最大の特徴です。
台本を読むたびに感心していました。

Q. チョン・ジニョンさんとの共演について
初共演でしたが、ジニョンさんについて噂だけは聞いていました。会ってみると聞いていたとおりいい方でした。
何と言えばいいか…とにかく、とてもいい人です。演技も上手ですしね。僕が彼ぐらいの年になった時後輩たちに、あの人のように尊敬されたい。
先輩としてのロールモデルです。いろいろと学ばせてもらいました。

Q. 本作で描かれるラブストーリーについて、お聞かせください。
普通どのドラマでもメインで描かれるのは、ラブストーリーの場合が多いです。本作ではもちろん恋愛も描かれます。
ただ人物の描き方が平凡なようで実は違う。このドラマのポイントは、人が経験するさまざまな状況や感情にあります。
監督も言っていた。“これは平凡なドラマじゃない”と。一見平凡なようで、他作とは違う部分がある。

つまりありのままの人の姿、真の人間の姿を見せた点です。そのために監督は心血を注いでいた。恋愛もただ愛し合い幸せになって終わるのではない。
十分起こり得る状況で…話自体はあり得ないことの連続ですが、表現が現実的だったから共感を得たのでしょう。

Q. ウンスの娘役のカル・ソウォンちゃんについて、お聞かせください。
最近は会っていません。彼女も忙しいのでね。たいした子役です。幼い頃から演技を始め、有名な出演作も多い。韓国を代表する子役の1人でしょう。
マシンのように正確で、決してセリフを間違えず完璧に準備して現場に来ます。まさに韓国を代表する子役だと思います。まさにマシンです。

Q. サンウクさんは子供と仲がいいほうですか?
甥と姪が4人いますので。相手の子役に合わせる努力もしています。なぜならそのほうが、撮影が早く終わる。そうやって協力し合うことが大事だと思います。(4ページに続く)

2017.05.09