「インタビュー」BTOB チャンソプ「道明寺司は自分と似ていて、適正によく合った」

写真=(株) KING&I COMPANY

 

Q. 原作「花より男子」は読んでみた?

チャンソプ:読んだことない、作品が決定してもわざわざ探しもしなかった。韓国ドラマ版でのク・ジュンピョ(司の韓国バージョン) を見たら、変に真似したりするかもしれないし。尚且つファンから原作漫画をプレゼントされたりもしたが、悩んではみたがまだ読んでない。公演が終わったら読もうかと思ってる(笑)

Q. 演技の話をするとき、楽しそうに見える。楽しさが分かったみたいだね。

チャンソプ:本当に面白い。グループ活動をするから、ステージで歌を歌うことも心を合わせるのが大切だけど、歌手としてまずは僕が上手くやらなければならない。そうすれば次の人が上手くできる。間違った考えかもしれないけど、僕が感じた演劇は僕だけが上手くやるのではなく、一緒に心を合わせることが重要だ。その部分が新鮮で面白い。演技について勉強しようと真剣に考えている。

Q. ミュージカルというジャンルへの関心はいつからあった?

チャンソプ:やってみたいという思いはいつもあった。ウングァンが出演した作品を見ながら、カットなしで2時間ずっと続く公演を、僕はできるんだろうかという心配が先駆けた。だからすぐには挑戦できなかった。

Q. BTOBの舞台とはまた違った姿を見せれるというカタルシス(心の中に溜まっていた情緒が解放され、気持ちが浄化されること) もあるんじゃないかな。

チャンソプ:実際はミュージカルよりBTOBとしての舞台のほうが、もっと色んな表情を浮かべる(笑) 演劇作品であまりにも自由にやってしまうとキャラクターが壊れそうで、自分でラインを決めている。やっていくうちに慣れるものであり、そうしていくうちにラインを超えるかもしれないから、司はここまで! と決めている。

Q. 劇中、司と似ている部分は?

チャンソプ:恥ずかしがり屋で照れ屋な部分が少し似ていて、突然むっとして怒るところも似ている。司を表現するのも、僕の経験から色々と持ってきた。ただしさっき言ったように、水をこぼすくらいは僕にとって大変なことではない(笑)

Q. 自分に置き換えて演技をしているようだ。だからか、初のミュージカルなのにぎこちなさはなかった。

チャンソプ:先輩たちからたくさん学んだ。この状況では他の人はどうか、また、僕はどうだろうかと考えたら、自然に溶け込むものだと学んだ。シーン自体を理解しようとした。状況の中にいてこそ、より大きな相乗効果を得れるみたい。

Q. 練習室で行う時と、観客の前でする時は感覚が変わるでしょう。それが公演の醍醐味でもあるだろう。

チャンソプ:舞台では練習の時とは異なり興奮する。むしろ観客が多いのが気が楽だ。少数より多数のほうが安定する(笑) すればするほど面白い。愉快な作品なので、観客の反応を得たらもっと力が出る。呼応をして頂ければありがたいし。俳優たちは皆、観客の熱い反応でもっと頑張れるんだ。(3ページに続く)

2017.04.28