キム・サンジュン&ナムグン・ミン&チソン、上半期を熱くした演技の神

▼ SBS「被告人」チソン

「やっぱり大賞俳優だ」というのはチ・ソンのための言葉じゃないだろうか。2015年MBC「キルミー・ヒールミー」で何と7つのキャラクターを演技してテレビ劇場を圧倒したチソンの演技は今回も通じた。今回の作品では濡れ衣を着せられて犯罪者になった検事のパク・ジョンウを演じたチソンは、以前に演技したキャラクターを脱いで新しい服を着たような演技変身はもちろん、ドラマの後半部に行くほど実際のジョンウになったようにやつれた姿で遺憾をかもし出した。彼の活躍のおかげで「被告人」もやはり自体最高視聴率28.3%という驚くべき成績で有終の美をおさめることができた。上半期の放映というハンディキャップがあるが今回も大賞を狙うことができる活躍だった。

▼ KBS 2TV「キム課長」ナムグン・ミン

ナムグン・ミンは放映前、同時間帯に放映される作品に比べて弱いと評価された「キム課長」を1位に引き上げた主役だ。前作SBS「リメンバー-息子の戦争」と「野獣の美女コンシム」に続き、休む暇なく演技する彼にイメージ消費に対する心配もあったが、ナムグン・ミンはこれを演技力で克服した。コミックとアクション、カリスマを上手に緩急調節し、見る人々にサイダーのような痛快さを与えた。幸いにもナムグン・ミンは次期作にSBS「操作」を決めていて下半期にも視聴者たちと出会う約束をしている。

2017.04.22