「イベントレポ」『'17 JAPAN CONCERT Say the name #SEVENTEEN』きらめくダイヤモンドのような光を放つ圧巻のダンスとキュートな魅力で5万人を魅了

次にスクリーンに映し出された虎の映像とともに姿を表したのは、パフォーマンスチーム。ブラックとシルバーのジャケットに身を包んだホシ、ジュン、ディエイト、ディノの4人が、『W.H.O』の低いビートに合わせて力強く踊る。ビートが一層強くなるなか、赤と青のライトに照らされ、『OMG』でさらにボルテージがアップ。パワフルながらも清涼感あふれる『HIGHLIGHT』では、4人がシンクロするダンスでパフォーマンスチームの魅力を誇示。ジュンが満たされた表情で宙を指さす姿がスクリーンに映ると、大きな歓声が沸きあがった。さらに、バーノンと、ウォヌ、ドギョム、ウジもステージに上がり、アップテンポで軽やかな曲『Still Lonely』で盛り上げた。

アコースティックギターが奏でる『20』のイントロとともにボーカルチームが登場すると、一転してぐっとソフトな雰囲気に。白いシャツに身を包んだウジとスングァン、ブルーのドギョムとジョシュア、そしてピンクのジョンハン。今回初めて自らの曲を日本語の歌詞にすることに挑戦したSEVENTEENは、違和感無く日本語バージョンで伸びやかに歌う。桜が舞うステージは、一気に春満開となった。オレンジとイエローの紅葉色のライトに彩られながら5人のハーモニーが重なる『When I Grow Up』、穏やかな白いスポットライトに照らされながら一人ひとりがたっぷり聴かせるソロでつなぐ『Don’t listen in Secret』と、四季折々の美しさを曲に込めて魅せるステージとなった。


スローテンポの『HIT SONG』とともに、ゆっくりとパフォーマンスチームとヒップホップチームがステージに登場し、再び13人全員がそろったSEVENTEEN。続く『Fast Pace』では、振り付けを担当したホシが「向かい合う鏡の中に無限に映る人の姿をイメージした」という左右対称のパントマイムのようなダンスが、観客を釘付けにした。(4ページに続く)

2017.03.29