「イベントレポ」『'17 JAPAN CONCERT Say the name #SEVENTEEN』きらめくダイヤモンドのような光を放つ圧巻のダンスとキュートな魅力で5万人を魅了

13人が一列に並び、日本語で挨拶する一人ひとりにあたたかい拍手が送られた。
「CARATちゃん、熱い~。ずっと踊っていたいです」と腕をくねらせてダンスをしながらおどけるホシに、大爆笑。「叫べ~!」と声を張り上げるドギョムに「Yeah!」と応えるCARAT。準備体操として体をくねらせながらセクシーなストレッチを見せるディノと、両腕で大きなハートを作りながら首を回すディエイトに、会場がどっと沸いた。

「1、2、3、行くぞ!」と全員が声を合わせて次のステージへ。
『Chuck』ではパワフルで洗練されたチューンでさらに大人っぽさを増した表情に。日本での公演に向けてリミックスした『ROCK』では、炎が上がるステージでメンバーが体をくねらせ肩を揺らすと、大きな歓声が上がった。歌い終わると汗を光らせながら、「なんでこんなに熱いか分かりますか。まさに皆さんの熱気のせいですよ!」というジョンハンをファンの絶叫が包む。

デビュー当時から、メンバー自ら曲と振り付けを作る「自主制作ドル」のSEVENTEEN。13人がそれぞれヒップホップ、パフォーマンス、ボーカルという3つのチームに分かれているのも特徴だ。
ここからは、各グループの魅力あふれるユニットステージがスタート。


ボルドー色のライトの中に浮かび上がるように登場したのは、照明と同じボルドー色のスーツを身につけたヒップホップチームのエスクプス、バーノン、ミンギュ、そしてメガネをかけたウォヌだ。ステージの両サイドまでアピールしながら『Check-In』で魅了し、『Monday to Saturday』の心地よいラップに乗せて体全体を揺らしつつ、ムービングステージでゆっくりとアリーナへ。メガネをかけたウォヌ、腰を低くしてアリーナに語りかけるように歌うエスクプス。「みなさん、この曲知ってますか?」というミンギュのかけ声で始まった『Fronting』では、正面ステージにウジが登場。さらに、暗転してライトがつくと、ムービングステージにスングァン、ジョンハン、ディエイト、ジョシュアがチェアーに座って合流し、『Drift Away』を歌うサプライズも。曲のラストにエスクプスが指で小さなハートを、そしてジョシュアとディエイトが腕を合わせて大きなハートを作ってキュートなスマイル。

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2017.03.29