実の娘と養子の身分逆転をテーマにしたドラマが視聴者の前に登場する。”ファミリードラマ”と”マクチャンドラマ(日常では起こらないような出来事が次々と展開され、修羅場の多いドラマ)”の間でドラマがどのような方向に向かうのか、注目が集まっている。
MBCは来る5日、週末ドラマ「来た!チャン・ボリ」が初放送されると1日、明らかにした。全50話で構成される同ドラマは、主人公チャン・ボリ(オ・ヨンソ)が事故により養父母と生きることになり、その20年後、実の両親探しをすることから巻き起こるストーリーを描く。名門の生活にかろうじて適応しながらも、無茶苦茶で猟奇的な女の子が自身の才能を生かし韓服職人として生まれ変わる過程が見どころのひとつだ。
ここに、実の娘と養子の身分が逆転するという”装置”を入れ込んだ。当初、チャン・ボリが養子として暮らしていた家庭の実娘ヨン・ミンジョン(イ・ユリ)がチャン・ボリの実の両親の養子となり、身分が逆転。この過程で、ヨン・ミンジョンは身分上昇のために孤児のふりまでする。
財閥家の長男で刑事のイ・ジェファ(キム・ジフン)とチャン・ボリとのロマンスもストーリーの中心を担う。
「妻の誘惑」のキム・スンオク作家が脚本を書き、「欲望の花火」のペク・ホミンプロデューサーが演出を手掛ける。
ペクプロデューサーは「『来た!チャン・ボリ』は基本的にファミリードラマだ。マクチャン(修羅場)要素が入っているが、中心になることはない」とし「伝統韓服がテーマという点が独特だと思う」と説明した。