また、「私の耳にキャンディー」では、「僕の電話は連絡先は多いけどベルが鳴らない」とさびしがりながら、慣れた手つきでひとりでラーメンを作って食べるなど、これまで見せてこなかった「青年」チャン・グンソクの姿を公開して視聴者にいっそう人間的に近づくのに成功した。
その中でも一番輝いたのは、断然ドラマ「テバク」での活躍だった。チャン・グンソクは、肅宗の息子だが賎民として生きてきて、弟である延礽君(ヨニングン:ヨ・ジング)と王座をかけて対決するテギル役を演じて、賎民から禁衛營別武士ペク・テギルになるという波乱万丈の過程を熾烈に演じ切った。
「30歳になったので男らしい演技をお見せしたいです」と約束したチャン・グンソクは、復讐心に燃えたペク・テギルを表現するために全身で絶叫した。干潟に埋められたり、生きた蛇をかじったり、肥溜めに落ちたりとイケメンだというイメージを俳優にワンランクアップさせた。(3ページに続く)