「インタビュー」俳優兼歌手ソ・イングク、"「ショッピング王ルイ」の予想外の成功、視聴率で証明できて感動した"

서인국 인터뷰

視聴者がドラマの中の男女主人公の愛に感情移入することは有りがちな現象だが、ロマンスが「ヒーリング」になる場合は珍しい。「ショッピング王ルイ」のルイとコ・ボクシルの純粋な愛は以外にも視聴者の治癒につながった。ソ・イングクは、「何かを望まないでありのままの相手を受け入れること、あるがままの相手を愛してあげること、それを見せてくれたのがコ・ボクシルです」と打ち明けた。「ショッピング王ルイ」が古臭いという心配を克服できたのは、ふたりの主人公の純粋な真心だった。

ソ・イングクも「心配した部分でしたが、古臭くないということを視聴率で証明できたので胸がいっぱいだったし、自負心を感じました」と打ち明けた。そして、ルイが「人生のキャラクター」だという言葉について「それほど俳優として認めてくださったということなので感謝しています。ルイが持つ世の中を見つめる視線と世の中を美しく生きていこうとするマインドがうらやましいです」という言葉もくわえた。


「この作品で話題になった『キスの職人』というニックネームについては、きまり悪いですが気分が良くもあります。キスシーンはドラマの花じゃないでしょうか。僕ひとりだけのシーンではないです。キスシーンが美しく花を咲かせるためには多くのストーリーが必要です。ルイとコ・ボクシルの逆境や失敗を克服してふたりの愛が視聴者とどれほどのつながりを持ったのかによってキスシーンの雰囲気も変わってくるし、いっそう美しいロマンスが表現されるのかどうかが決まると思います。すべての俳優がその過程までを一緒にとてもうまく作ってきました。それで好評を得るようになったと思います。ボクシルに対するルイのイベントは『この世の中にボクシルと僕だけがいたら良いだろう』という雰囲気を与えたかったです。結局人に笑いを与えて幸せにできるのは人だと思います。みんなが一緒に笑って楽しく暮したいでしょう。『ショッピング王ルイ』を見ながらあの世界に住んでみたいという気がしましたが、周囲が幸せなら僕も幸せになれるのでもっと周囲を見回そうと思います。」

2016.12.08