記者会見が大の苦手
大統領になってからも、ドラマを見る楽しみは変わらなかった。
なにしろ、記者から多様な質問を受ける会見は年に1回しか行なわれないというから、よほど人前で話すのが嫌なのだろう。それでも大統領になりたがったのだから、不思議な性格と言わざるをえない。
今は針のムシロに座らされている心境に違いないが、こんなときだからこそ、よけいになぐさめとなっているのがドラマであろう。実際、「共に民主党」の秋美愛代表が指摘したとおり、どんなに退陣要求が吹き荒れようとも、夜はドラマを見てストレスを発散しているかもしれない。
そんな朴槿恵大統領が今年特に好きだったのが、大ヒットした『太陽の末裔』だ。(ページ3に続く)