ミュージカル「宮」は2010年のソウルでの初演以来、5年間毎年再演を重ねてきたヒットミュージカル。初演時には東方神起のユンホが皇太子・シン役を熱演。
2011年には待望の日本公演が京都で開催され、同年東京公演ではキム・キョジュン(SS501)とソンモ(超新星)がダブル主演、2012年東京公演はカンイン(Super Junior)とソンモがダブル主演務め、昨年2013年大阪公演では、ソンモに加えフン(U-KISS)、チェ・ミンファン(FTISLAND)、キソプ(U-KISS)が出演。毎回豪華なキャスティングで多くの話題を呼んでいる。
日本でのミュージカル「宮」の熱は冷めることなく、今年も東京公演が決定! 今回の東京公演では前回からの続投のキソプ、フンに加え、皇太子イ・シン役にテミン(SHINee)、ドンジュン(ZE:A)、スヒョン(U-KISS)、イ・ユル役にケビン(U-KISS)が、新たにキャストに加えられた。
人気の若手K-POPアイドルの競演とあって話題性も抜群、5月10日(土)~24日(土) 全25回(予定)、赤坂ACTシアターで開催が決定し豪華出演キャストが勢ぞろいし、25日午後渋谷にて記者会見が開かれた。
SHINeeのテミン、ZE:Aのドンジュン、U-KISSのスヒョン、キソプ、フン、TORITOPSのチャン・ユジュンの6名が登壇。話題のミュージカルとあって会場には多くの取材陣が駆け付けた。
ドンジュンがハニカミながら「アニョンハセヨ~」と登場し、スヒョンも元気な声で「よろしくお願いしますっ!」と笑顔を見せた。
まずは一言ずつごあいさつをお願いいたします。
テミン:今回ミュージカル「宮」でイ・シンの役を務めさせていただきます、テミンと申します。よろしくお願いいたします。
ドンジュン:こんにちは。イ・シンの役をやらせていただきますZE:Aのドンジュンです。頑張りますのでよろしくお願いいたします。
と笑顔で挨拶。
スヒョン:U-KISSのリーダースヒョンです。今回ミュージカル「宮」でイ・シン役をやります。皆さん応援よろしくお願いいたします。
キソプ:僕はU-KISSのキソプです。僕はイ・ユル役です。よろしくお願いします。
フン:こんにちは。U-KISSのフンです。僕は今回イ・シン役をやらせていただきます。よろしくお願いいたします。
ユジュン:こんにちは。僕はTORITOPSのユジュンです。僕は今回で5回目です。今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。
と続けて日本語であいさつした。
ここでミュージカル「宮」に初登場のテミン、ドンジュン、スヒョンの3名へ
Q:このミュージカルの出演オファーが来た時に、どんな感想を持たれましたか? また、ミュージカル「宮」に対してどんな印象を持っていますか?
テミン:初めてこのミュージカル「宮」のオファーをいただいた時なんですが、僕の所属事務所の先輩方もたくさん出演されているとても良い作品だと認識していたので、とても楽しみだなと思いました。今回僕にとっては初めてのミュージカルということになりますが、良い姿、かっこいい姿をお見せできるように一生懸命頑張っていこうと思っていますので、皆さんにぜひご覧いただきたいです。ミュージカル「宮」へたくさんの愛情をよろしくお願いします。ストーリーは皇族が話の中心になっているので最初はちょっとプレッシャーがあるかなと思ったんですが、よく内容を把握してみるととてもやりやすく、親近感が感じられるようなストーリーだと思いました。
とやや緊張した面持ちで思いを伝えた。
ドンジュン:まずはミュージカル出演のオファーをいただけたことをありがたく思っています。もともと韓国でドラマ化されている作品ですが、ドラマ自体とても楽しく見ていたので出演を決めやすかったです。ドラマもとても面白かったのでミュージカルもとても楽しみにしています。ミュージカルには「アラジン」「Catch Me If You Can」に出演していて、今回で3度目です。楽しく面白味もたくさんあるこのミュージカルに参加することができて、今とてもときめいています。
と最高の笑顔を見せた。
スヒョン:まず、キソプさんとフンさんが以前この作品に出演したとき、U-KISSのメンバーみんなで観に行って、演技も歌もとても上手でした。僕が出演すると決まった時、僕は本当に心配でした。(笑)僕の普段の性格は明るくて面白い感じですが、今回のシン役は、かっこよくてヘビーな感じの役なので心配です。普段の自分と違うので…頑張らなきゃいけないですね!! 皆さん、応援よろしくお願いします。
と流暢な日本語で笑い誘った。
次は前回から続投のキソプ、フン、ユジュンへの質問に。
Q:前回の公演とは違った見どころや、役に対して変えていきたいと考えていることがあれば教えてください。
キソプ:正直、前回の公演のときは自信がありませんでした。今回はもっと自信を持って頑張ってやっていきたいと思っていますので、皆さんよろしくお願いいたします。やっぱり見どころはフェンシングの場面ですね。表現をつけて頑張ります。期待してください。(日本語)
フン:変えてみたいところは…全体的に派手にすると監督さんが怒っちゃいます(笑) 個人的にはもっと演技力をつけて、ファンの皆さんに伝えたいことを伝えれることが重要だと思います。見どころは僕もフェンシングのシーンだと思います。今回2回目の出演ですが、前回よりも上手くなるために、練習の時にフェンシングの先生が色々な技を教えてくれました。たくさん練習しています。汗で臭いです(笑)。
得意な日本語で自ら笑いを取りに行くフンに、スヒョンが思わず「関係ないこと言わないでください!(笑)」とツッコミを入れるなど、和やかな雰囲気に。
ユジュン:前回と違うところはテミンさんと一緒にキャスティングされたところですね。これまでの中で一番かわいらしいキャスティングじゃないかと思います。(隣で笑いながらテミンやドンジュンが頷く) それが楽しみです。ユル役をずっとやっていますが、ユルとチェギョン(ヒロイン)が結ばれなくて残念だなと思っていたので、今回は結ばれてほしいなと思っています。
あれ…?ストーリーが変わってきてしまうのでは?という雰囲気になったところに、ドンジュンが「できません、できません! チェギョンはシンのものです!」と日本語でストーリーを修正! ユジュンのびっくり発言にキャストも大爆笑!
そして取材陣からの質問タイムに突入。
Q:今回で5回目のミュージカル「宮」。これまでいろんなシン役、ユル役がありましたが、今回はどんなシン、ユルになろうと考えていますか?
テミン:今回の出演にあたって、シンという役がどんな人間なのか考えてみたのですが、シンという人は少し冷たくて冷静で、自由と反抗心を持っているキャラクターだと思いました。そういう部分を演技できるように努力していきたいと思っています。
ドンジュン:シンというキャラクターはある意味で閉じ込められている皇太子という感じがあります。それに対して重圧もありますし、楽しみでもあります。また子どものような反抗心、そしてひとりの女性に対する愛する気持ちなど、きっちりと演じていきたいと思っています。
スヒョン:個人的には優しいシン役をしたいと思っていますが、もともとシンや性格が冷たくて怒ることが多い役なので…監督さんがだめだと言ったらだめですね、はい(苦笑)。(日本語)
キソプ:ユルはいつも優しくて心が温かい役です。それを表現することが重要ですね。チェギョンさんへの深い感情を見せたいです。(日本語)
フン:僕はうるさくて騒がしい性格ですが、シンは冷たくで冷静な性格なので、僕にはプレッシャーです。でも今回もっと冷たくなる予定です(笑) 僕、もともと優しい性格なのでできないかもしれませんが、頑張ってみます(笑)。観に来た時に僕の演じている姿を見て、「フンさん、冷たい人だな~」と思わないでください。僕はもともと優しいです。(日本語)
ユジュン:シンは冷たいというキャラクターで、それに対してライバルであるユルはかわいいキャラクターです。最大限にかわいいところを見せたいと思っています。チェギョンには優しく、シンにはカリスマ性のある感じで接する、反面性のあるキャラクターを演じたいと思っています。
Q:今回シン役とユル役の組み合わせが決まっていますが、ほかに組んでみたいシン役・ユル役はいますか?
ユジュン:キソプさんがダンスがとても上手いので、キソプさんとやりたいと思いますが、僕はダンスが弱いのでやめておきます。ダンスの練習をがんばっていますがなかなかできないですね(笑)。
ここで質問の意味をもう一度再確認しあい、キャスト陣も笑いをこらえきれない様子。
ドンジュン:僕は…残念ですけど秘密です。(日本語)
韓国語ですかさず「嘘です。」とここでスヒョンが大声でツッコミし、爆笑の渦に。
「なかなか決めづらいですね。前回ユジュンさんが演じているのを観に行ったこともあり、ユジュンさんとやってみたいですね。」と日本語で「その次はキソプさん!」と答えた。
テミン:本当にみなさん素晴らしい方なのですが、その中でも年齢が近いということでキソプさんとならやりやすいんじゃないかなと思います。
キソプ:僕もテミンさんとやりたいです。練習しているとき本当にテミンさんがが頑張っているんです。一緒にやればかっこよくできるんじゃないかと思います。(日本語)
スヒョン:僕は公演ではここにいないケビンさんとやります。キソプさんもかっこいいと思いますが…まずは今回のパートナーであるケビンと完璧な姿を見せたいです。(日本語)
フン:僕は前回も今回もキソプとです。キソプとはもう面白くないです。毎日一緒にいて、ルームメイトで、練習ばかりして、キソプが何をするか全部わかっているので面白くないです。ユジュンさんと一緒にやって、もっと優しいユルを見たいですね。キソプは優しいユルじゃないです。最近筋トレもやって筋力が上がっているので、怖いです(笑) だから一緒にやりたくないです。
とまたまた笑いを誘った。(日本語)
Q:最後に意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
テミン:日本のファンの皆さんや「宮」のファンの皆さんに僕のかっこいい姿を見せたいと思っています。僕にとっては初めてのミュージカルということで、とても光栄に思っています。キャストの皆さんと息を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、見守っていただきたいと思っています。
ドンジュン:このコンサート…あ、んー(笑)(日本語を間違えて照れ笑い) すみません(笑) このミュージカルを通して僕の新しい魅力を見せます。僕のファンの皆さん、ミュージカルファンの皆さん、期待してください。
スヒョン:まずは、お忙しいところお越しいただいてありがとうございます。フンとキソプよりもっといい姿を見せられるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします。(日本語)
キソプ:去年よりもっと頑張って、良いステージを、完璧なステージを見せられるようにします。ここにいるみんなで頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。(日本語)
フン:前回もやりましたが、今回は歌の実力も演技力も上げて皆さんに見せる予定です。公演が始まるのを楽しみにしていてください。期待してください。皆さん、来てくれますか? 皆さん、ぜひ来てください。
ここでスヒョンが「いきなり質問かよ!」と日本語でツッコミを入れた。
ユジュン:「皆さん、今日は来てくださりありがとうございます。作品は今年も最高です! 頑張りますので、ぜひ観に来てください。(日本語)
記者会見中は互いに声を掛け合ったり、頷きあったりするなど、すでにカンパニーの一体感が感じられるなど、和やかなムードで進行された。初参加のメンバーも多いところも期待されるが、韓国の伝統美を生かした豪華な衣装やLEDによる舞台新演出も見どころのミュージカル「宮」。
チケット一般発売は4月12日より。
韓国ミュージカル、韓国文化、韓国アイドルを一度に楽しめそうな魅力的なミュージカルだ。
左からユジュン、ドンジュン、テミン、スヒョン、キソプ、 フン
ミュージカル「宮」
「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定で大ヒットし、ミリオンセラーに達した韓国の少女マンガが原作の皇室を舞台にしたラブストーリー。
2006年に韓国でドラマ化(「宮~Love in Palace」)され、作品の世界観と完成度の高い衣裳、40億ウォンを超える豪華なセットデザインが話題を呼び、軒並み高視聴率を記録!
その人気は本物で世界23か国で放送されている。
【公演概要】
ミュージカル『宮』
●公演期間 2014年5月10日(土)~24日(土) 全25回(予定)
●会場 赤坂ACTシアター(港区赤坂5-3-2)
会場HP http://www.tbs.co.jp/act/
●料金 全席指定13,500円(税込) ※未就学児童の入場不可。韓国語上演、日本語字幕あり
●一般発売 2014年4月12日(土)10:00~
チケットぴあ、東京音協、ACTオンラインチケット、e+(イープラス)、ローソンチケットで発売中
●お問合せ 東京音協 TEL:03-5774-3030 10:00~17:30(土日祝を除く)
●主催 ㈱Creative Leaders Group8
●企画・製作 ㈱Creative Leaders Group8
●協力 ぴあ株式会社 / 東京音協
●オフィシャルHP http://www.musicalgoong.com/
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)