「どこにいらっしゃいますか?」と探し出し、ユ氏に自己紹介をさせるなど「公演後に楽屋に来てあいさつしたら?女性からアプローチされてるのに、無視するのも男としてね~」とユーモアたっぷりに二人のキューピッド役を買って出るソン・シギョン。
ユ氏が出てくるまでは、すべて日本語で通していたが、ユ氏とのテンポの早いトークでは、時々日本語を織り交ぜて、韓国語で気楽に話すソン・シギョン。
去年から、本格的に日本語の勉強を始め「スタッフとの日本語での会話も、全部(ソン・シギョンに)わかってしまうので、逆にスタッフが、『不便になりましたね』と言っていた」との裏話も飛び出し、「気をつけてね」としらっと言うソン・シギョンに会場は爆笑。
一人で来たと書いてある付箋紙も多く、「一人でいらした方?」と聞くと、思ったよりたくさんの人が手を挙げるので、早々に「わかりました~」と申し訳なさそうな二人…。
そして「韓国でもコンサートに一人でいらっしゃる女性の方が多いんですよ」と韓国でも同じ状況だと話すと会場から関心した声が漏れる。「でも、いつか誰かに会うでしょうね」「そうだね」「今日だよ。ほら!」とソン・シギョンが、さっきユ氏にアプローチした女性の話へ持って行くと、会場からも再度ユ氏と彼女へ激励の拍手が送られた。
恥ずかしそうなユ氏は、「事前にみなさんにアンケートをいただいたものを」と次のコーナーへ振る。
「あなたの小さな悩み」というテーマの事前アンケートでは、「ドラマ『太陽の末裔』に、はまりすぎ、今ソン・ジュンギモードに。ずっとソン・シギョン一筋だったのに、ソン・シギョンのファンミーティングなのに、ソン・ジュンギモードから抜け出せない」というお悩みが。
「(ソン・ジュンギって)誰ですか?」と知らないふりをしたり、「負けたくないけど、中国でも大ヒットだし」と観念したふりをしたり、しまいには「ソン・ジュンギ、スキャンダル出てないのかな?犬を足で蹴るのを見た人がいるけど?」と、デマも飛び出すほど。
さらに「(僕の)ファンを奪っていくってどう思います?」とお茶目に嫉妬の炎を燃やし、会場を沸かした。
そんなソン・シギョンも、韓国のコンサートのために「太陽の末裔」のパロディを撮ったという話になり、ソン・ジュンギを真似て軍服にサングラスで颯爽と歩くソン・シギョンがスクリーンに映ると、本人は「全然違います」と言うが、笑い半分、羨望の眼差し半分で、見入っているファンたち。
そして、この話の絞めは「韓国には、好きになってあげるという表現があって、それは、ファンの皆さんが決めることだから。僕は、もっと愛されるために努力するだけのこと」とかっこよく決めた。
次のお悩みは、会場のファンみんなが知りたがっていた「年末にコンサートあるかな?」というもの。「ないです!毎年やってきたが、いつものホールが工事中。新曲もないのにコンサートばかりでは、詐欺みたい(笑)」とジョークでかわし、「コンサートは幸せだけど、テレビ番組も一番多い時は7つあり、玉のない銃で戦争してるみたいだった」と多忙な様子を詩的に表現し、「もう少し待って頂けたら、良い公演が」とファンに期待を持たせた。
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