— ヒロインのパク・ミニョンさんとの共演の感想をお聞かせください。初共演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか? 撮影中に記憶に残っているエピソードなどがありましたら教えてください。
ミニョンさんと撮影するときは、笑ってばかりいたのを憶えています。「ギャグコンサート」(韓国のバラエティ番組)のような感じで、いつも笑ってばかりだったのでNGもたくさん出しましたし。楽しかったので、また別の作品でも共演したいです。
— パク・ミニョンさんが演じる年上のイナとのラブストーリーの部分ではどんなことに重点を置いて演じましたか?
「リメンバー」のラブラインは、単純な“愛”だけではありません。劇中でイナが「私があなたの記憶になってあげる」というセリフがあったのですが、このセリフにはたくさんの意味が含まれています。異性としての感情もありますが、記憶を失っていくジヌの傍で、しっかりと、頼もしく応援する“愛”でもあります。この部分は本当に難しい感情表現でした。ミニョンさんとも、監督とも相談しながらラブラインを作り上げていきました。
— チョン・グァンリョルさんとは「王と私」「ペク・ドンス」など、これまでにも共演をなさっていますが、今回の親子としての共演はいかがでしたか? また、撮影現場での印象に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。
先輩たちと共演するのは本当にプレッシャーなんです。でも、チョン・グァンリョルさんは、僕が子役のときから多数の作品をご一緒させていただきましたので、緊張はせず、より集中できました。また、プレッシャーがない分、気が楽だったので、よりよい結果を出すことができました。今回の「リメンバー」で共演させていただきながら、多くのことを学びました。僕が尊敬する先輩です。
— 父の弁護人を演じたパク・ソンウンさんとは特に一緒に演技をするシーンが多かったと思いますが、共演はいかがでしたか。
はじめは怖かったです(笑)。でも、とても愉快で、近所のお兄さんのような親近感を感じました。劇中で僕が恨まなければいけない人物だったのですが、先輩を見ていると笑ってしまって。そして冗談もよく言われるのでNGがたくさん出ました。でも、本当に楽しくて、感謝しています。
— ソ・ジヌと対決する真犯人ナム・ギュマン役を演じたナムグン・ミンさんとの共演についてお聞かせください。緊張感あふれる対決のシーンがたびたび登場しましたが、どんなことが印象に残っていますか?
激怒するシーンを撮るときは、本当に怖かったです。本当のナム・ギュマンという人物を見ている感じでした。でも、カメラが回っていないときは、笑いでいっぱいでした。
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