上映後に行われたティーチインではチョン・ウソンは『MUSA-武士-』以降15年ぶりにキム・ソンス監督と一緒に仕事をした感想を話した。
「監督との再会は僕にとってとても大きな意味がありました。前よりももっと成長した姿で観客の期待に応えられるようにという個人的な思いもあったと思います。監督をはじめ、ファン・ジョンミン、クァク・ドウォン、チュ・ジフン、チョン・マンシクなど全てにおいて最高の人々と仕事をするのだから、自分も頑張らなければという気持ちで撮影に臨みました。」
自身の演技についての評価はと聞かれたクァク・ドウォンは「演技というのは正解がないので、本当に難しいです。俳優は、たくさんの人が”リアリティがあり面白い“と言ってくれたらより頑張ろうと努力します。足りない点があったら何なりと指摘して、良かった点があったらたくさん褒めてもらえたらと思います。これから、より成長した姿をお見せできるように努力したいと思います。」と語った。
チュ・ジフンは「役者なので次のシーンはわかっているんですが、観客の反応がエキサイティングで僕自身もストーリーを知らなかったみたいに夢中になりました。観客の皆さんも同じ気持ちで見てくれただろうと期待しています。」と興奮した様子を語った。
チョン・マンシクは“GOOD!”と映画を観た感想を一言であらわし、「韓国と文化の違うカナダで熱い反応をしてもらえてとても不思議だし嬉しいです。観客の皆さんに心から感謝したいです。」を観客に対する感謝を惜しまなかった。
いち早く、トロントの観客を熱狂させ心を掴んだ『阿修羅(原題)』。韓国では9月28日に公開、そして日本では、CJ Entertainment Japan配給で2017年春新宿武蔵野館にて公開を予定している。
脚本/監督: キム・ソンス『MUSA-武士-』
出演:ファン・ジョンミン『ベテラン』、チョン・ウソン『グッド・バッド・ウィアード』、チュ・ジフン『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』、クァク・ドウォン『弁護人』、チョン・マンシク『インサイダーズ/内部者たち』ほか