パク・ヘジン「PARK HAEJIN JAPAN TOUR 2012 “ZEST”」、記者会見開催!!

韓国ドラマ『エデンの東』、『熱血商売人』などに出演、2011年2月に日本での歌手デビューを果たした人気の韓流スター、パク・ヘジンが、大阪に続き、3月5日(月)東京ドームシティホールにて「PARK HAEJIN JAPAN TOUR 2012 “ZEST”」を開催した。

パク・ヘジン
中央からパク・ヘジンが登場すると会場からは一斉に大歓声が上がった。ロック調にアレンジした日本1stシングル収録曲「ひゅるりひゅるり」を歌いあげ、コンサートの幕を開けた。

 

「大阪公演では久しぶりの日本でのイベントだったのでとても緊張したのですが、東京公演では楽しい時間を過ごしてください」とファンに笑顔で語りかけ、アットホームな雰囲気でコンサートは進行された。中国ドラマの撮影エピソードや、翌日から撮影が始まる日韓共同製作映画「雪海」への意気込みなども語った。

2曲目はオリコンウィークリーチャートでも2位になった1stシングル「運命の轍」を披露、この曲もロック調にアレンジされ、会場から熱いコールを受けた。続いてグレーのジャケットに着替えて登場したパク・ヘジンは、2月24日にリリースした日本2ndシングルの収録曲「グマルマンハジマ~もう言わなくていい~」をしっとりと歌い上げた。

 

この曲は中国ドラマの「チェンダダの結婚記」の主題歌で、日本語バージョンを新たにシングルに収録することになり、日本ファンからの熱い要望で発売が実現した。中国語で歌うよりは日本語の方が理解できるので感情移入ができ、心を込めて歌う事ができる曲でと明かすと、会場のファンからも拍手が送られた。

 

パク・ヘジン
そしてスペシャルゲストで、所属事務所の理事である元歌手のLuey、パク・ヘジンのボイストレーナーのK-JUN、そしてMBCドラマ『善徳女王』のOST「白山一花」を歌った新人歌手のイェソンが登場し、それぞれが歌を披露しコンサートに華を添えた。また4人でパク・ヘジンが出演したMBCドラマ『エデンの東』OST曲「運命に逆らって」を熱唱し、会場からも熱い声援を受けた。

ピンクの皮ジャケットに着替えて再登場したパク・ヘジンはガールグループ少女時代の「Gee」を完璧な振り付けと共に披露し、普段見ることができないお茶目なヘジンにファンからも大声援が沸き上がり、この日一番の盛り上がりを見せた。

 

ファンを迎えてのゲームコーナーでは、パク・ヘジンの等身大のボードからヘジンを含む男性4名が手だけを出し、その中からパク・ヘジンの手を当てるというもの。

会場から4人のファンが選ばれ、ヘジンの手を見事に当てたファンにはツーショット写真とプレゼントが送られた。そして羨ましそうに見ている客席のファンに向けて、ヘジンは直接サイン入りのタオルと熊のぬいぐるみを抱えステージを降りて会場のファンへ渡しながら駆け回った。

 

 

 

パク・ヘジン
そして最後の曲は2ndシングル「君のために」を熱唱、そして会場のファンに向けて「久しぶりにお会いできてうれしいです。このように直接お会いするのもいいですが、やはり良いドラマや作品でみなさんにお会いしたいと思います。今日はたくさんの方が集まってくれてありがとうございました」と感謝のメッセージと次回への意気込みを語ってステージを去った。

再びアンコールではダンサーと共に登場、サプライズとして会場スクリーンに俳優のイ・チョニ、チ・ジニ、チョ・ユニ、キム・ジョングクなど親しい芸能人や歌手、映画「雪海」で共演の女優イ・ヨンアとキム・ジョングォン監督からのお祝いと激励の応援メッセージが公開された。

そしてファンとともに「あなたは愛されるために生まれた人」を歌い感動の中、最後の挨拶では「大阪では泣いたが、東京では泣かないと心に決め、楽しい気持ちと笑顔で終わりたいと思いました。皆さんが楽しんでくれたおかげで、僕も楽しむことができました。次は皆さんが望んでいる通り、ドラマや映画でお会いしたいです」と感想を述べ、次期作への期待を膨らませた。

 

そして最後に会場のファン全員で「パク・ヘジンシ、サランヘヨ~!」のコールで2時間に及ぶコンサートの幕を閉じた。

 

イベント終了後には記者会見が行われ、紺のスーツで爽やかな笑顔で登場したパク・ヘジン。
 
Q:コンサートを終えた感想は?
「無事に終了してよかったと思います。最初心配していたのは今までやったことがない感じの会場だったからです。でも無事に終えて嬉しいです」
 
Q: 2月24日発売のNEWシングル「君のために」はどんな曲ですか?
「もともとこの曲は僕が出演したドラマのOSTに入っていた曲です。もとは韓国語の歌だったのですが、翻訳を中国語にして中国ドラマ「チェンダダの結婚記」に入っている曲です。そしてさらに日本語バージョンを作って欲しいとお願いして今回このように披露させていただきまして、みなさんに聴いていただくことができました」
 
~記者より質問~
Q:中国語の発音はどんなところが難しいですか?
「やっぱり中国語は難しいです(日本語で)。中国語には発音のルールがありますね。韓国語にも日本語にもない発音なんですね。さらにはアルファベットでXから始まる発音もありますよね。こうした発音がとても難しいと思いました。舌を丸めた発音をしなさいとアドバイスしてもらいましたが一言真似するだけでも大変な難しい言葉だと思っています。挨拶言葉を習った時にハングル文字で書いてくれたが、それでも難しいです。自分が中国語を話したつもりでも現地の皆さんは聞き取ってくれなかったりすることがありました」

 
Q:どのように中国語を習得されたのですか?
「食べて生きていか 「食べて生きていかなければいけませんので必要に迫られている訳です(笑)。自分は結構寒がりの方なんですが、真夏に中国にいたときにエアコンがとても強くて寒い感じだったのですね。その時は寒いですと伝えなければいけませんし、食べるためにはお腹が減ったという言葉が必要だった訳で、必要にせまられるということが習うきっかけだと思います」
Q:日韓共同製作映画「海に降る雪」の役どころと役作りはどのように?

「この映画のタイトルは韓国語でソレと言いまして、雪海、日本語のタイトルは海に降る雪ということになります。この中で与えられた役というのはアクアリストという役で、水族館を管理する人、そしてもうひとつ職業がありまして、実業団チームで水泳の選手をしているという役です。非常に一般的で平凡な生活を送っているのですが、ある日ある女性に突然出会います。そしてその女性と愛に堕ちます。でもその女性は病にかかり、それを治すために時間がかかり、そして結婚をするんですけれど、ようやく幸せが訪れたかなと思うようなときにある出来事が発生しまして、あっと驚くような反転があるという内容になっていますので、伝統的なラブストーリーであると言えます。また、映画の準備に関しましては、僕は水泳選手の役なんですが全然泳げなくて水に浮くことも出来ないんですね。全国大会の決勝のシーンがあり、一日2、3時間ずつ水泳の練習をしているくらいです。そしてその他にもスキースキューバななどもありまして、酸素のボンベを背負って潜水の練習などの準備をしています。このような職業ですので身体を露出するシーンがたくさんあります。上半身裸になるシーンも多いので、今一生懸命運動をしているところです。俳優なんですが今は身体作りに時間をさいていると言えると思います。この映画のクランクインはすでに始まっていまして、2月20日でした。自分は日本でこのコンサートなどのスケジュールがありましたので、始めの方の撮影は抜けていまして、ヒロインのイ•ヨンアさんの撮影が中心となって行なわれています。そして僕も明日から撮影に合流します。クランクアップは4月の中旬頃の予定です」
 
Q:秋田ではどのようなシーンの撮影で何日間くらいの予定ですか?

「まずヒロインの病名なんですが、骨髄異形型症候群ということで白血病の前段階という病気です。風邪をひいただけでも命にかかわるとい致命的な病気になっています。彼女の病気を治すために骨髄移植を受けなければならないのですが、この移植を受けるために日本に来るという設定です。この秋田の横手では病院のシーンと横手城での城郭のデートのシーン、それから事故が起こるんですが、事故の際にスタントが必要なんですね、そのシーンを撮影すると聞いています。レーシングチームが事故のシーンに必要なので日本で撮影すると聞いています。明日横手入りして、15日に帰る予定です」

 
Q:今日はなぜ少女時代の「GEE」を選んだのですか?

「最初僕自身は反対をしたんですね。少女時代は新曲も出てるし他にもたくさん曲がありますので「GEE」は古いのではと思いました。でも今回思ったのはこの曲はみんなが知っているし、みんな一緒に歌える曲、ということでよかったと思いました。ほんとうに皆さんがあのような姿をみせてくださるのは予想外のことでした。最初は恥ずかしいかなと思ったけれど楽しく今日もダンスを踊ったり歌うことができました。事務所の代表が進めてくれていい選択になったと思います」
パク・ヘジン
 
Q:中国での反響についての感想は?

「あまり実感はしていません。でも2億件を超えるダウンロードやドラマが視聴率1位を獲得した話を聞くと、たくさんの方が見ていてくれたんだろうと思い、本当に感謝しています。最初は中国での活動はどうかなということで心配していましたが、素晴らしい共演者でありだからこそ人気も出たんだと思いました。一過性で終わることなくこれからもたくさんの人に愛されたらいいなと思っています」
 
Q:最後にメッセージをお願いします。

「本当に日本に来るのは久しぶりなのですが歓迎してくださりありがとうございます。「海に降る雪」という映画は日本での撮影ということもありまして本当に意味深い作品になるかと思います。それだけ頑張っていい作品にしてまた皆さんにご覧いただきたいと思います。映画は後半に最後の作業がありますので、ご覧いただけるのは今年の秋か冬頃になるかと思います。それまではドラマでご挨拶できると思い、その時をぜひ待っていて欲しいと思います。今日はみなさま来てくださりありがとうございました」

 コンサート後にもかかわらず、終始真摯に語るパク・ヘジン。活躍の場をアジアに広げているパク・ヘジンの今後の活動に益々期待は高まる。

■パク・ヘジン オフィシャルウェブサイト  http://www.parkhaejin.net/

2012.03.06