2月21日、東京ドームシティホールにて世界的なブライダルファッションデザイナー桂由美が、グランドコレクション「THE WIND OF ASIA」を開催し、韓国俳優のパク・シフ、フィギュアスケーターの安藤美姫、中国俳優のフービンらがゲストモデルとして出演した。
オープニングは桂由美氏が登場し今回のコレクションのポイントでもあるアジアを代表する日本、韓国、中国3カ国ならではの伝統衣装の美しさ、新しいナショナル・コスチュームの魅力、また環境に優しいエコ素材への取り組み、メイドインジャパンを世界に発信、13.232個のミキモトアヤコ真珠を手刺繍されたドレス、世界で一番薄いシルクのウエディングドレス等の詳細を紹介し、エコ・エシカルな最旬ウエディングドレスからイベントはスタートした。
安藤美姫は”スケーター美姫”をイメージして作られたキュートなミニのドレスで登場し、最高の笑顔でランウェイをウォーキングした。
またブルーのパティードレス、ミキモトのアヤコ真珠が手刺繍された豪華なウエディングドレスと2着も披露し、その素晴らしさに観客からは感動の大きな拍手が沸き上がった。
モデルとしても活躍していた中国俳優のフービンは、パステルカラーのグルームスーツを独自の雰囲気で着こなし、カリスマ性あふれる圧倒的な存在感で観客を魅了した。
そしてドラマの映像と共にステージのスクリーンに「Park Si Hoo」の文字が映し出されパク・シフが真っ赤なネクタイとベストがアクセントの白のグルームズタキシード姿で登場すると、この日一番の大きな声援が会場全体に響き渡った。
パク・シフは笑顔で応え、ステージ中央まで颯爽とウォーキング、胸から一輪のバラを客席に投げ、更に投げキッスのパフォーマンスで、会場はまるでシフのファンミーテインングさながらの黄色い大歓声が飛び交った。
2ndシーンのコリアファッションでは2007年からユミカツラパリオートクチュールを担当している韓国のジヘイ(Ji Haye)デザイナーが、韓国の伝統美を現代衣装に取り入れた華やかなチョゴリを世明大学の学生モデルとともに披露し、その洗練された新しいデザインに大きな拍手が送られた。
パク・シフは韓国の花婿衣装で再登場し花嫁を優しくエスコート、その凛とした立ち姿には思わず目を奪われた。
3rdシーンでパク・シフはテールコートに身を包み安藤美姫、フービンらとともに観客の大声援に手を振りラストステージを華やかに飾った。
1回目のショーを終えて記者会見が行われ、桂由美氏はパク・シフへ「今回のショーのチケットもパク・シフさんのファンの方がずいぶん買ってくださったようです。わたしのショーに出ると、活躍されるのでとても期待している」と語った。
安藤美姫は「最初お話を頂いたときはすごく緊張したんですが、ドレスを着てウォーキングしたときは気持ちよくて楽しかったです」と感激した面持ち。また韓国・中国のイケメン俳優や美女モデルたちとの共演については「素晴らしいモデルさんの中にスケーターが交じるのはどうかな~と思いましたが、お二人ともカッコイイですし、綺麗なモデルさん達に囲まれてとても幸せです」と感想を述べた。フービンは「今日このようなショーに出て結婚したい気持ちになりました。2012年には…たぶん」と思わせぶりな回答で取材陣から拍手も。
パク・シフは結婚願望を問われ「この場にお呼びいただき大変光栄で、感謝しています。自分はロングドレスが好きで、よく似合う女性と結婚したいとは思いますが、今は相手がいませんので、まずは相手を探してからですね」と終始真摯な姿で語りシフ氏の誠実な人柄が感じられる会見だった。報道陣からの「シフ氏」の呼びかけには最高の微笑みで応え会見場を後にした。