12月17日(土)東京・国立代々木第1体育館にて『マイ・プリンセス Xmasコンサート』が開催され、人気韓国ドラマ『マイ・プリンセス』主演のソン・スンホン、キム・テヒ、共演のリュ・スヨン、イ・ギグァン(BEAST)、そしてBEASTらが参加した。
巨大なクリスマスツリーが置かれた会場内は、ひと足早いクリスマスを味わえる豪華なイベントで、多くのファンが集まった。ドラマ「マイ・プリンセス」のセットのステージに最初に登場したのは、BEASTのイ・ギグァンとリュ・スヨン、続いて主役のソン・スンホンとキム・テヒが登場すると会場は一斉に大歓声が沸き起こった。それぞれが日本語で挨拶し、クリスマスの思い出のエピソードを紹介。
リュ・スヨンは8年前の愛する人との思い出のデートの話を、キム・テヒは毎年ドラマの撮影でスタッフや共演者と一緒に過ごしており、今年も現在出演中の日本のドラマ撮影で過ごすことになると明かした。イ・ギグァンは暖かい家で家族と美味しいものを食べてゆったりと過ごすと話し、ソン・スンホンは昨年はこのドラマの撮影をして過ごしていたとし、子どもの頃はクリスマスの前日に教会に行けばサンタが好きなものをプレゼントしてくれるのでお祈りしなさいと家族に言われ、欲しいものは誰にも言わずにひっそりとお祈りをしたら、サンタが変身ロボットをくれたので、いまだにサンタはいると思いますと笑いながらエピソードを話した。
続いてはお待ちかねBEASTによるプレミアムライブがスタート。今回は残念ながら足の怪我でダンスが出来ないイ・ギグァンを除く5人が、パワー溢れるダンスと歌(「BAD GIRL」「SHOCK」)2曲を披露した。
ショーベースで舞台をドラマの中のワンシーンで再現したコーナーでは、ダンサーも絡めてソン・スンホンとキム・テヒを中心とした日本語での演技で、思わす笑いをとってしまったがご愛嬌で会場からは拍手が沸いた。
ドラマダイジェスト映像、1分で振り返る「マイ・プリンセス」が流れた後は、スペシャルトークショー「マイ・プリンセス、私の歴史的瞬間!」と題し、ドラマでの印象に残るシーンや小物を題材にしてのトークタイムが行われた。ソン・スンホンが選んだシーンは朝寝坊の皇女を噴水に投げ入れるシーン。室内での撮影だったが、とても寒かったのでキム・テヒは大変だっただろうと話し、キム・テヒが選んだのは皇女のアルバイトで時代劇衣装を着たシーン。韓国は位が高い人のかつらは大きく重いため、痛くて頭痛薬を飲んで撮影したので、今後時代劇への出演はできないのではと笑いながら話した。リュ・スヨンは香り付のラブレターを受け取ってのシーン。その香りを表現する演技が難しかったとし、イ・ギグァンは皇女の代役となってベッドで撮影したシーンで、頭には可愛いリボンのついたカチューシャを付けることになり、より楽しく見えるようにと言うギグァンに最近女性用のパジャマを集めているという噂があるとソン・スンホンが話し、冗談ですよと会場から笑いを誘った。
再び、BEASTが登場し、「雨が降る日には」「FICTION」の2曲を披露し、会場からはペンライトと大声援。続いては「あの人の裏話」コーナー。キム・テヒはサイボーグだ!なぜかというと、いくら食べても太らないし、ドラマ撮影中に徹夜が続いても集中力が落ちないのは人間ではないのではとリュ・スヨンからの発言。(笑)ソン・スンホンはキム・テヒについては「よく食べるね。あるとき、みんなでしゃぶしゃぶを食べに行った時、テヒさんが前に座っていて、ぼくが肉を入れ火が通ったかなと思って取ろうとするとなくてまた入れて少ししてみるとない。気付くとテヒさんが全部食べていましたね」と、するとキム・テヒは「スンホンさんはマナーがいい方なので、私に食べろと入れてくださっていると思っていました」と言うと、「おなかがすいているとマナーも何もないよ」と返し、また会場からの笑いを誘った。ソン・スンホンがファンからのお菓子を独り占めした話や、生にんじんをかじっていたことなどが暴露され、また大いに盛り上がった。
次に一夜で俳優以外の職業になれるとしたら?というお題で絵を描くコーナー。リュ・スヨンは自転車で世界旅行。キム・テヒは幼い頃の夢だったピアニストで鍵盤の絵。ギグァンは子どもの頃の夢はサッカー選手。スンホンは子供の頃にホテルの美味しい食事に感激したからとSHと名前を付けたホテルと大好きだったスーパーマンで、全員個性的な絵を披露してくれた。ギグァンのソロトークではドラマに出てきたウィンクの再現をして、ファンから熱い声援を受けた。
ソン・スンホン、キム・テヒの秘蔵写真でのトークタイムやイ・ギグァンによるクッキングコーナーではテヒ、スンホンに食べてもらい、リュ・スヨンも飛び入り参加で会場を沸かせた。リュ・スヨンのトークタイムでは、「マイ・プリンセス」が除隊後初出演した意義深い作品、ドラマのヒットのお陰でこうして皆さんにもお目にかかれたと感謝の気持ちを込めて歌を披露。キム・テヒのトークタイムではソルの笑顔が幸せにしてくれたと同じく歌の披露。
ソン・スンホンは『マイ・プリンセス』は愛に満ちたドラマ、皆さんの心に永く残れば嬉しいとメッセージを残した。そしてBEAST登場し、主題歌「君のせいだよ」を歌い終わると、ふたたび全員登場し、ラストコーナーはクリスマスソングメドレーで会場ファンと一体となったステージを披露、最後にそれぞれが挨拶、そして、みなさんにお会いできて本当に嬉しかった、みなさんは僕のプリンセスですとソン・スンホンの挨拶で幕を閉じた。ファンにとっては最高の思い出のクリスマスとなったことだろう。
■主催/フジテレビジョン/アンジェリック/韓流ぴあ/PROMAX/DISKGARAGE
■企画/CURTAINCALLMEDIA/ANGELIQUE
写真:(c) 2011 Curtaincall Production Inc. & Storm S Company Co., Ltd.
(c)ANGELIQUE
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