チャン・ドンゴン、映画『マイウェイ』完成披露試写会舞台挨拶に登壇!!

 

映画『マイウェイ ~12,000キロの真実~』のPRで韓国俳優チャン・ドンゴンが12月19日(月)、新宿バルト9で行われた完成披露試写会に登場、熱烈な歓迎を受け韓流四天王の存在感を示した。

 

myway映画『マイウェイ ~12,000キロの真実~』は日本占領下の朝鮮で出会ったまったく違う境遇の日本人と朝鮮人の少年。走ることが好きな二人はマラソンでオリンピック出場を夢見ていた。運命のいたずらにより、アジアからノルマンディーまでの12000キロを日本・ソ連・ドイツ3つの軍服を着て戦いすべてを失っても諦めずに生きる道を選んだのは・・・実話から誕生した衝撃の事実と感動のドラマ。

カン・ジェギュ監督、俳優オダギリ・ジョー、ファン・ビンビンと揃って舞台あいさつに登壇したチャン・ドンゴンは「こんばんは。チャン・ドンゴンです」と日本語で挨拶後、「日本に来るたびにいつも温かく迎えて下さり、本当にありがとうございます。これから皆さんがご覧になる映画『マイウェイ』は日本で初公開とお聞きし、ドキドキ、ワクワクすると共に期待で胸がいっぱいです。9ヵ月のあいだ、一生懸命努力して作った作品です。皆さんの声援を心から期待しております」と感謝の言葉と共に力強く、PRした。

またオダギリ・ジョーは「アニョハセヨ~。」と韓国語で挨拶し「今日、初めて日本で観て頂けるということで、楽しみな反面、ぶっちゃけ不安のほうが大きいです(笑)。先週、韓国で初めて完成作品を観たんですが、素晴らしかったです。あまりの迫力に本当に驚いて、今までの映画にない衝撃でした。正直、前で観ている人の中には吐いちゃう人もいるかもしれませんね。(笑)」と彼らしい“ぶちゃけ”トークで紹介した。ファン・ビンビンは「中国でもファンの多いカン・ジェギュ監督の作品に出演でき、日本と韓国のイケメンのおふたりとも共演できて光栄です。戦争映画ですが、人間味あふれる作品になっていますのでどうぞ楽しんでご覧下さい」と一段と艶やかな姿で客席に呼びかけた。

mywaymywayカン・ジェギュ監督は客席の女性の多さに、“どうしてもひとこと言いたい”と「戦争映画なので客席が男性ばかりだったらどうしようと思っていましたが、今日ここに来てくださった方の9割は女性ですね。私のキャスティングに間違いはなかったようですね(笑)」と予定にないハプニングトークに会場には笑いと和やかな雰囲気に包まれた。W主演したオダギリ・ジョーの印象をチャン・ドンゴンは「以前からオダギリさんの出演した作品を拝見していましたが、今回が初共演でした。内気そうな印象でしたので“会ったらどうしよう”と思っていましたが、実際お会いすると皆さんご存知のとおりユーモア感覚に優れた方なのですぐ親しくなり楽しく撮影できました。」と笑顔で語った。

またオダギリ・ジョーも「チャン・ドンゴンさんは皆さんのイメージどおりの優しくて誠実な非の打ち所がない方。日本には消えてしまったタイプの方で、日本にこのように素晴らしい男性がいないのはもったいないですね。皆さんに愛されるのが理解できます。」と絶賛。「実はドンゴンさんに無理やりデュエットさせられました。羨ましいでしょう(笑)」とのオダギリ・ジョーの発言にチャン・ドンゴンは「先ほどのデュエットの件ですがオダギリさんは音楽にも関心が多いと伺っていたので、僕が知っているTUBE、チェッカーズ、サザンオールスターズ、徳永英明さんの歌を一緒に歌い同僚愛を育んでいこうと思いました」と真意を明かした。舞台に立つふたりのようすから撮影中に親交を深め、“第一子誕生”という共通の喜び事で更に“絆”を深めたことが感じられた。

mywayフッテージ試写会の会見でオダギリ・ジョーからスタッフ全員にダウンジャケットをプレゼントしたことを明かされたチャン・ドンゴンは「多くの人たちが長い時間一つの船に乗ることになります。ユニホームのようなもので団結が生まれるとお思いました。極寒時期での撮影でしたので防寒と、同僚愛、同士愛を育めると思いとダウンジャケットをプレセントしました。」とその意図を語り、彼の優しさを証明した。最後にカン・ジェギュ監督は「京城(ソウル)からノルマンディーまでの長い距離を日本人と韓国人の二人の男が生死の境でいかに生き延びたか、また二人の男の心の変化を観て頂きたい。また一つ、一つ、苦労して撮った戦闘シーンはもちろん、どのシーンも困難を極めた撮影だったのでゆっくり観て頂けたら嬉しい。」と熱く作品をアピールした。

■映画「マイウェイ 12,000キロの真実」は2012年1月14日(土)から日本全国公開

2011.12.19