チョ・インソン除隊後初来日ファンミーティング“Reunion~再会”開催&記者会見!!

 

チョ・インソン今年5月、軍を除隊した俳優のチョ・インソンが日本で2年5か月ぶりに待望のファンミーティングを開催した。8月4日の大阪・ZEPP OSAKAに続いて、8月6日に東京・品川ステラボールで行われ、昼夜2回の公演を待ちに待ったファンと共に夢の時間を過ごした。

昼公演終了後、記者会見が行われ、入隊前の会見以来のマスコミの前登場に、大きな拍手でお迎えした。ブルーのシャツとG-ンズ姿のラフなスタイルで颯爽と登場したチョ・インソンは「除隊後初の会見で、ファンやマスコミの前でご挨拶するのも映画『霜花店(サンファジョム)』の舞台挨拶以来久しぶりです。今日は最後の公演もいい形で締めくくりたいと思っています」と挨拶し、以前と変わらない、おどけたしぐさとにこやかな笑顔で和やかな会見はスタートした。

Q:今回のファンミーティングはファンと同じ視点でアットホームな感じにしたいと自ら希望されたと聞いていますが。
インソン:「入隊中の空軍軍楽隊での生活を通じて公演の大切さというのを知りました。韓国と日本ではファンミーティングの形態が違いますが、日本でのファンミーティングは好きな俳優がただステージに立っているというだけでなく、様々な公演やプログラムを用意する必要があるのだと感じました。これまでは、少し堅苦しい姿をお見せしたり、多様なプログラムを用意できていなかったような気がして、もっとファンのみなさんと友達のような雰囲気の中でファンミーティングを作りたいと思いまして、これまで何度もお会いしている方たちなので、とにかく楽しいステージにしたいと思いました。幸いにもフラウさんに出会いまして、今回このようなアットホームな公演を企画することができて、とても嬉しく思っています。」

チョ・インソンQ:アットホームでというだけあって、今日の衣装もインソンさんの私服だそうですね
インソン:「衣装の協賛を得られなかったのでー。(笑)」

Q:除隊後はどのように過ごされていたのですか?
インソン:「幸いにも除隊してすぐに様々なCMのオファーをいただいて、CMの撮影をしていました。ファンのみなさんとはCMを通じて、またお会いできる機会を得られたのですが、作品としては9月20日に映画『挙兵』がクランクインする予定で、それを目標に現在いろいろと準備しているところです。映画の場合はかなり時間と手間を掛けて進めていくのですが、CM、広告などの撮影をしている合間にも役作りをするために監督と会って色々話し合ったりして、よい作品を作るために様々な努力をしています。」

Q:2年5ヶ月の間にインソンさんの中で何か変化はありましたか?
インソン:「外見の変化はみなさんの方がご存じではないですか?あまり変わっていませんよね (笑) ? 内面的な変化というと、軍隊という限られた空間で極限の状況に置かれていたので、忍耐心を学ぶことができたなと思います。先日、ヒマラヤでのCM撮影で、悪天候のために撮影が延びてしまい、山から下りられないというハプニングがあったのですが、そんな状況でもあまり焦ったり、慌てたりすることはなく、ただひたすら待つという忍耐を覚えたおかげだと思います。」

Q:今後の活動予定と日本のファンへメッセージを お願いします
インソン:「クランクインを控えている映画『挙兵』にベストを尽くしたいと思います。久しぶりに出演する映画なので、頑張って作りたいと思いますし、日本に来るたびにみなさんに感謝の気持ちを伝えたいと感じているので、映画で日本の方々にも共感していただけるような作品にしたいなと思っています。」

~記者質問~
Q:除隊後初の作品に映画『挙兵』を選んだ理由は?

インソン:「除隊後初の作品は既に『無限に挑戦』というのがあるのですが、ご存知ないですか? 韓国では大人気番組で、みなさんにたくさん期待されていたんですけど、まだご覧になっていないとは、ちょっと残念ですねー。(笑) これまでは『卑劣な街』、『霜花店(サンファジョム)』と19才以上鑑賞可という作品が続いて、どちらかというと日陰で暮らす、激しい役どころが多かったのですが、『挙兵』のキャラクターは明るい姿を見せられる役どころだということと、監督は『トンマッコルへようこそ』を演出したパク・クァンヒョン監督なのですが、監督の繊細な演出がとても好きなので、この作品に決めました。あと、もしお時間と余裕があれば、ぜひ『無限に挑戦』もご覧になっていただいて、『無限に挑戦』について論じられる機会が与えられればと思います、お願いしまーす。(笑)」

チョ・インソンQ:入隊中も様々なイベントでファンの方と会う機会もあったと思いますが、そのときのエピソードはありますか?
インソン:「空軍軍楽隊は公演数がとても多く、また誰でも入れる公演が多かったので、運良く公演を通じてファンの方とお会いする機会が得られました。それまでMCの経験がほとんどなくて、とても未熟で拙いMCで緊張もしていたのですが、ファンの方が声援を送ってくださっていたので、ファンのみなさんの顔を見て安心したり、少し緊張をほぐすことができたりということがありました。」

Q:入隊中に得意になったことは何ですか?
インソン:「MCです!入隊前はそんな能力は全くなかったので、それは間違いないと思います(笑)」

Q:除隊後に世の中が以前と違うと浦島太郎的なように感じたことはありますか?
インソン:「以前は日本ではドラマを通じて韓国の俳優たちがよく知られていましたが、除隊してみたら、K-POPの方々がたくさん知られるようになっていました。韓国の素敵なアーティストたちが日本に紹介される道が開けたんだなと感じました。それ以外で感じたのは、日本でいきつけだったお店が無くなってしまったことですね。」

Q<
strong>:インソンさんはこれまで韓流ブームを牽引してきた存在ですが、今後俳優としてどのように表現していきたいですか?
インソン:「僕は決して日本で韓流を牽引してきた俳優だとは思っていません。それよりもペ・ヨンジュンさん、イ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさんといった先輩の方々が作った基盤の上の道を通ってきて、出演作を通じて知っていただいたと思っています。そういった意味で先輩の方々にはとても感謝しています。
俳優としては、自分がこれからどんな姿でありたいかではなく、その作品が語ろうとしていること、伝えようとしていることをキャラクターを通じて織り込んでいく、どう表現していくかが大事だと思うので、選んだ作品に全力を注いでいきたいと思います。」

チョ・インソン久々に日本のマスコミの前での会見ではあったが、以前のチョ・インソンと全く変わらない姿を見せてくれて、会見中もカメラの前でポーズを取ったり、微笑みをなげてくれたりと、サービス精神旺盛にふるまっていた姿にマスコミ陣も楽しませてもらった会見となった。今後の作品にさらに一回り成長したチョ・インソンの姿に期待で胸が躍る!

続いて会見後に夜の部最終公演が始まった。
2年5か月ぶり、待ち望んでいたファンの前に姿を現したチョ・インソン。2階から登場というサプライズで会場のファンは一気に大興奮と大歓声でスタートした。
「彼女が初めて泣いた日」を歌い上げて軍隊で一番得意となったMCで本人が進行を進めてのトークがスタート。
最初は入隊前のイベントでの思い出タイムカプセルのOPEN式。2年前のカードの送り主、写真に写っているファンとの再会も果たすことができた。一途に待ってくれたファンへの感謝の気持ちと感動を伝えファンとのコミュニケーションを図った。
そして今回、最も会場を沸かせたのが、客席を周っての質問タイム。様々な質問がファンから飛び出し、ファンのユニークで面白い質問にも動じることなく臨機応変に、ユーモアを交えて答えた。
ファンの心に強い印象を残したのが、歌声。アンコールも含めて歌った曲は、計6曲。
「僕の歌」・「僕は幸せな人」・「コメディ」そして、安全地帯の「FRIEND」を日本語で、
更に、アンコールでは、東京公演の直前に急遽、音源が届いたという「青春」を歌った。

茶目っ気たっぷりなトークセンス、会話は慣れない日本語も交えて身振り手振りでファンを楽しませて、抜群に上手くなった歌を聴かせてくれた。
除隊後初となる今回のファンミは本人自身が望んだファンとの触れ合いと、アットホームで、温かな和やかな最高なファンミーティングで幕を閉じた。
除隊後、更に大きくなってファンのもとに帰ってきてくれたチョ・インソンはファンの心をしっかりとらえて離さない。

セットリスト
1曲目 「그녀가 처음 울던 날(彼女が初めて泣いた日)」
2曲目 「나의 노래(僕の歌)」
3曲目 「나는 행복한 사람(僕は幸せな人)」
4曲目 「코메디(コメディ)」
5曲目 「FRIEND」
アンコール曲 「청춘(青春)」
◆チョ・インソン オフィシャルファンクラブ
http://www.zo-insung.com/
フラウ・インターナショナル
http://www.frau-inter.co.jp/

 

2011.08.06