韓国の新人ボーイズグループROMEO(ロミオ)が、3rd ミニアルバム「MIRO」を引っさげ、8月1日(月)「ROMEO SHOWCASE“FIRST LOVE in JAPAN”」を東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、昼夜2公演、開催した。
ROMEO(ロミオ)は、 昨年 5 月「LOVESICK」で韓国デビューした、リーダーのスンファン、ユンソン、マイロ、ミンソン、カイル、ヒョンギョン、カンミンからなる7人組ボーイズグループ。デビュー当時、グループの平均年齢 17.7 才という若さで、その爽やかで少年らしい魅力が話題に。
デビューアルバム「THE ROMEO」に続き、同年11月にはセカンドミニアルバム「Zero in」、今年2016年の5月にはデジタルシングル「悪夢(Nightmare)」を配信。6月23日には、今までのアイドルイメージを打ち破る「MIRO」の活動終了後、間もない7月30日(土)、31日(日)、タワーレコード渋谷店で、ミニライブ、トーク、特典会など初の日本活動をスタートさせた。
7 人のロミオたちは、ジュリエット(Romeoのファン)との初恋のような時間を過ごすため、夏に似合う爽快な音楽とトークで、ロマンチックな思い出を作りあげた。
会場が暗くなると、ブルーのベンライトが会場を包み、7人がカジュアルな衣装で登場。爽やかな楽曲「悪夢(Nightmare)」でイベントはスタートした。曲中、スンファンが頭の上で大きなハートを作り、一曲目からファンのハートをつかむと、司会のYumiが登場。
「皆さんのファーストラブ、ROMEOです!」と7人声を揃えて元気にあいさつした後、個々の自己紹介へ。「ミンソンです。会いたかったです」「こんにちはスンファンです。今日来てくれてありがとうございます。楽しんで遊んでみましょう~~!!」「こんにちは、僕はカイルです~。愛してる~」と頭上のハートで愛を表現。「ヒョンギョンです。今日は一日よろしくお願いします」「こんにちはユンソンです」「こんにちはマイロです。大好きです~」「末っ子のカンミンです~よろしくお願いします」と全員日本語であいさつ。 初めてのショーケースの感想を聞かれたミンソンは「日本のファンの皆さんにお会いできたので緊張しませんでした」とは逆に、他のメンバーは緊張気味。スンファン「少し緊張しました。大勢の人が会場いっぱいに来てくださったので、盛り上がって楽しみたいと思います」カイルは「とっても幸せです~」と声を抑えて渋く発言。ヒョンギョンは「一昨日と昨日は暗くて皆さんの顔が見えなかったから残念でしたが、今日は見えてうれしいです」とニッコリ。
それを受けて、メンバーみんなで「かわいい~~」とジュリエットに、満面の笑みで語りかけ、会場は幸せな雰囲気に包まれた。
ユンソンは「この状況が夢のようです。日本に初めて来てライブができて、夢のようですし、光栄です。これからちょくちょくみんなに会いに来たいと思っています」とファンにはうれしい言葉を残した。マイロの「胸がドゥグンドゥグン(ドキドキ)しています」という、その甘えた口調には会場から黄色い声が上がり、末っ子カンミンは「一昨日も昨日もたくさん来てくれてうれしいですが、今日も応援お願いします」としっかり絞めた。
そして、今日のイベントのコンセプトをスンファンが「ジュリエットの皆さんの初恋になりたくて、あいさつも、『皆さんのファーストラブROMIOです』と言いました」と説明し、ピュアな少年らしいデビュー曲「LOVESICK」で再度ライブへ。 好きになった女の子にアピールして振り向かせたい気持ちを歌詞に載せた「TARGET」と続け、韓国活動曲である2曲は、ファンの掛け声も揃い、会場を熱くした。若さあふれる機敏なダンスに7人で踊るにはステージは狭く感じられるほどだ。
ステージには椅子が準備され、キーワードに合うメンバーを選んで、彼らの素顔を探るトークコーナーへ。まずは、“ビジュアル2トップ”は、メンバー皆が「自分!」とアピールするも、最後はヒョンギョンとミンソンの二人に意見が落ち着いた。
ミンソンはお風呂に入った時に、そう思うそうで、ユンソンに「全身美しいです」とほめられるとまんざらでもなさそう。
2つ目のキーワード“ファンタスティック“なのは、本人も認め全員一致でスンファン。ラップメイキングでファンタスティックなステージを見せた。また「ラップは難しくないけど、歌詞は止まる。でも、かわいらしい歌詞を書くときはジュリエットのことを思い出して書いています」と3rdアルバムでも作詞に挑戦したスンファンらしいエピソードを明かした。
“ダンシングマシーン”に選ばれたカンミンは「マイロの方がうまい。僕は二番目」と言いつつも、末っ子らしからぬ男らしい迫力あるダンスを繰り出した。カンミンに認められたマイロは「(ダンス)自信あります。叫べ~!!」と観客をあおり、カンミンと同じ曲でキビキビとしたダンスと最後は、コミカルに決め、会場を沸かせた。
“ハニーボイス”はユンソンとカイル。ユンソンは「僕は最強のハニーボイスではなく、未熟」と謙遜し、「カイルが最強ハニーボイスだ」と言い、カイルも「ユンソンさん!」と譲り合う、仲良しぶりを見せた。アカペラで声量のある伸びやな歌を披露したユンソンに、カイルは「プレッシャーだな…」と言いながらも日本語のバラード曲を聴かせ、会場のファンを圧倒した。 7人の魅力を存分に発揮したあとは、“FIRST JAPAN“をテーマに。
叔母さんが大阪に住んでいて、日本に来た事があったミンソン以外の6人は初来日とのことで、カンミンは「こんなに良いところがあるんだ。こんなに可愛い人がいるんだな。とっても不思議でした」と初々しい答え。ユンソンは「食べることが好きで、来る前に、調べていたので、いろいろ食べました。ラーメン、寿司、すき焼き、しゃぶしゃぶ、こんにゃくゼリー」と日本食の名前がどんどん出てきて「美味しいものを全部買って帰りたい」と興奮ぎみ!
スンファンは「韓国と車道が逆なので、逆走してるかと思った」とびっくりした様子。
初の公開放送では「光栄でした。最初は緊張したのですが、ジュリエットが、愛おしそうな目で見てくれたので緊張が解けました」と2日前の様子をスンファンが説明すると、同じ時間を過ごしたファンもうれしそう。
次は、“ファーストドリーム”というテーマ。ミンソンとヒョンギョンは、東京ドームでの公演。スンファンは、韓国と日本で1位。カイルは、紅白歌合戦出場。ユンソンとカンミンは、日本デビュー。マイロは成功して、たくさんお金を稼いで、ファンに寿司をご馳走したい!とそれぞれの夢を語った。 楽しかったトークが終わると、主人公のいなくなったステージのスクリーンで、今日から韓国デビュー準備までをさかのぼる映像が映し出され、最後に「Dear my princess」の文字が…。
するとステージに戻った7人が椅子に座り、スンファンがファンを思って作詞したバラード曲「Dear my princess」をしっとり聴かせ、歌唱力を遺憾なく発揮。今までとは違う魅力でファンの心をわしづかみにした。
つぎは3rdアルバム収録曲で、柔らかくも甘美なボーカルが光る「Hello」。
メンバーは自分の歌のパートが始まると椅子から立ち上がり、ファンの近くで歌い、かわいらしいメロディラインも相まって、ファンの目をハートにした。 曲が終わると、リリースした3rdアルバム「MIRO(迷路)」の話へ。アルバムは少年から大人になる複雑な過程を迷路に例えて表現。迷路には必ず出口があり、希望があるという意味を込めた。そして、タイトル曲「MIRO」は、ジュリエットの魅力にはまってしまって抜け出せないROMEOのことを歌ったと、スンファンが解説し、メンバーそれぞれのお気に入りの曲を発表した。マイロはスンファンが書いた歌詞が素敵でジュリエットに聴かせたいからと「Roller Coaster」。ヒョンギョンは、後半部分がかっこいい「Back 2 You」。ユンソンは、時間かかっただけに愛着の湧く「Knock me out」。カイルはユンソンが作曲した「ひねくれてみたら (mama)」。この曲の録音時、ユンソンのマイクが何度も落ちてしまい、「録音室のお化けが作ってくれた曲だ」と言うユンソン。MCのYumiのリクエストで、ユンソンがワンフレーズ歌って、再度会場を魅了した後は、タイトル曲「MIRO」の振り付け講座へ。振り付けに参加したマイロが3つの特徴的なダンスをファンに伝授した。まずは映画「メイズ・ランナー」からインスピレーション受けた、走り抜けるイメージのランナーダンス。2つ目はミラーダンスで、鏡に映して自分を振り返るダンス。最後は、手で迷路を作って入り込むダンスをヒョンギョンとマイロが披露すると、ファンも一緒に歌って踊り、盛り上げた。
イベントも終盤。今日の感想を、スンファンは「始めは緊張していたが、本当に楽しい時間が過ぎるのは早く寂しいですね。愛してるよ~」
カンミン「とっても緊張しました。日本のファンの皆さんの心を奪っていきますよ」
マイロ「日本は、本当に大好き。ここに住みたい!ジュリエットの皆さんありがとう」
ユンソン「僕たちが準備してきたことを披露できてうれしく思っています。心残りはありますが、拍手、応援、愛を送ってくださって、ありがたい気持ちを伝えたいです」
ヒョンギョン「良い思い出がたくさんできました。少し待ってくれたら、また帰ってきます」
カイル「大好き~!日本が大好きなので、これからたくさん来ると思います。愛してる」
スンファン「愛してる~!」
ミンソン「子供の頃日本に来ていて、久しぶりに来て感慨深い。美しいジュリエットに会えて、楽しくて幸せでした。愛してる~!」
と7人がジュリエットに感謝と愛を思いっきり表現した。
SHINeeミンホ出演の「MIRO」のMVが流れた後は、制服に着替えた7人がステージに戻り、最後の曲「MIRO」へ。迫力あるダンスで会場を熱くし、初恋の思い出をたくさん作ったロミオとジュリエットの2時間は終了した。
ショーケース終了後、CD購入者対象の“集合チェキ撮影会”も行われ、ファンと楽しい時間を共有した。
キビキビのダンス、歌唱力で魅了する実力と、あどけない、はにかむ笑顔のギャップ、覚えたばかりの日本語を話したくて、所々で使う様子から、今後どんどん上達するのでは?と今後の成長を期待させるROMIO。これからも目が離せない。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
◆ROMEO 3rd ミニアルバム
・『MIRO (FULL MEMBER EDITION) 』
収録曲が1曲ずつ異なる3形態のユニット・ヴァージョン&フル・メンバー・エディションの全4形態でリリース。
イントロを含む全5トラック収録。エディション毎に異なるブックレット、ポストカード(ソロ各1枚、全メンバー1枚)付き。フル・メンバー・エディションは、ユニット・バージョンで個別収録されていた各楽曲とインストを含む全8トラック収録。
『フル・メンバー・エディション』
価格::¥2,740(税込)
【収録曲】
1. Intro
2. MIRO
3. Roller Coaster
4. Hello
5. Knock me out
6. ひねくれてみたら (mama)
7. Back 2 You
8. 悪夢 (Inst.)
*スリーブケース・ボックス仕様
*写真集116P
*メイキングフォトブック28P
*ミニポスター2種封入
*メンバー別フォトカード7種からランダムで1枚封入
『ヒョンギョン+ミンソン・エディション』
価格:¥2,520(税込)
【収録曲】
1. Intro
2. MIRO
3. Roller Coaster
4. Hello
5. Knock me out
『ユンソン+カイル・エディション』
価格:¥2,520(税込)
【収録曲】
1. Intro
2. MIRO
3. Roller Coaster
4. Hello
5. ひねくれてみたら (mama)
『カンミン+スンファン+マイロ・エディション』
価格:¥2,520(税込)
【収録曲】
1. Intro
2. MIRO
3. Roller Coaster
4. Hello
5. Back 2 you