「イベントレポ@ソウル」VIXXのダークファンタジーにはまってみようか

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人気アイドルグループVIXXが、真夏をいっそう暑く焼いた。水を吸い上げたようなテクニックと華麗なパフォーマンスの饗宴で観客のファンタジーを満足させた。
VIXXは、13日と14日の2日間、ソウルオリンピック公園体操競技場で3番目の単独コンサート「VIXX LIVE FANTASIA ELYSIUM」を開催した。

このコンサートでは、ニューアルバム「Hades」の発表以降、本格的な活動の前にファンと対面したいというVIXXの意志を覗き見ることが出来た。「Chained Up」で幕を開けたVIXXは、いっそう成熟して男性的な姿で登場した。「Chained Up」と「Light me up」、「INTRO」は、バンドが一緒に登場して完成度の高いサウンドをアピールした。
ラビは、「昨日も沢山の方々と共にしましたが、今日もこの大きな空間で一緒にいることができて嬉しいです。今日も楽しい時間を送りましょう」と固い決意を伝えた。ホンビンは「スタートから素敵なステージでした。新しい姿をお見せしようとバンドと一緒にしてみました。インパクトのあるサウンドで期待もしてました。練習しながら早くお聞かせしたかったです」とバンドとともにした心境を明らかにした。

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エンは「今日、僕らが準備しながら感じたコンサートの魅力を余すところなくお見せしたいです。楽しんでくださったら嬉しいです。今日のコンサートのテーマはELYSIUM(エリジウム)です」と語った。レオは「僕らのアルバムをギリシアのローマ神話をテーマに作りました。エリジウムは、選ばれた者が来る所なので、この会場をエリジウムにしたいと思います」と決意を見せた。

そして展開された時間は、VIXXの水を吸い上げたような自信を確認することができる瞬間となった。収録曲「SPIDER」、「MAZE」、「After Dark」、「Hot Enough」、「Farewell Hands」などを順に公開したVIXXは、華麗なパフォーマンスと歌唱力が調和を成したステージで視線を捕らえた。
メンバーの個性を感じることができる時間も見逃せなかった。ケンとレオが、それぞれのソロ曲「眠れない夜に(原題)」、「Trap」を通じて切なくもセクシーなカリスマを披露した。ラビは、最近発表したミックステープ「DamnRa」の初ステージをコンサートを通じて公開した。そしてホンビン、ヒョギ、エンが感性的なソロ曲を始め、ホットなダンスパフォーマンスまで多彩なカラーでステージをいっぱいにした。

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またVIXXは、単独コンサートを通じて新曲を初公開してファンを大満足させた。タイトル曲「Fantasy」と「Love me do」がベールを脱ぎ、ダークさとセクシーさを行き来する強烈なコンセプトで今後の活動に対する期待を高めた。
レオは「実はVIXXのアルバムの中には良い歌が本当に多いです。その中で一番愛情のいく曲ではないだろうかと思います。メンバーが熱心に準備しました」と、今までの努力の過程を語った。ラビも「『Fantasy』というタイトルを持って出てくるのにあたって沢山悩んだし、沢山のことがありました。VIXXらしさを残しながら新しい姿をどのようにお見せしようかと悩みました。新しい試みも一番沢山しました。そのぶん皆さんが新鮮に感じてくださったら嬉しいです」と希望を語った。

新曲のステージを初公開してファンの期待に応えたVIXXは、いっそうホットなステージを公開した。「My Light」と「SOMEDAY」、「今僕たちは」などで観客と共にしたVIXXは、「傷つく準備ができてる」、「呪いの人形(VOODOO DOLL)」、「HYDE」、「ERROR」、「奇跡(Eternity)」をバンドサウンドで公開した。
「ダイナマイト」、「別れの公式」、「Heaven」でアンコール曲まで走り切ったVIXXは、最後までホットな時間を作り上げた。

ホットで情熱的な時間でいっぱいだった3度目の単独コンサートは、なぜVIXXが人気スターなのかを証明した。そして本格的な活動を前にしっかりとウオーミングアップしたVIXXの歩みに大きな期待が集まる。

2016.08.15