ウォンビンが「BIRTHDAY, Private DVD & Photo book I Love You発売記念ファンミーティング」を開催!!

 

“永遠の美少年”のイメージで、ドラマ「秋の童話」、日韓共同製作ドラマ「フレンズ」、映画「ブラザーフッド」などで日本でも非常に人気の高い俳優ウォンビンが11月19日に東京国際フォーラム・ホールAで「BIRTHDAY, Private DVD & Photo book I Love You発売記念ファンミーティング」を開催した。ウォンビンがステージ中央に登場待ち焦がれていた再会にファンからは会場が割れんばかりの大歓声と拍手が沸き起こった。

ウォンビン

「アンニョンハセヨ。パンガッスムニダ。(こんにちは。お会いできて嬉しいです。)」とウォンビンがひとこと挨拶すると、再び会場は大歓声に包まれた。

ウォンビンは「みなさんにご挨拶させていただくのは本当に久しぶりです。昨年は東京ドームで先輩俳優の方々と一緒にみなさんにお会いしましたが、こうして僕の家族のみなさんだけにご挨拶するのは、2005年のファンミーティング以来、5年ぶりです。本当にこの時を待っていました。お会いできて嬉しいです」と挨拶しファンとともに久々の再会を喜んだ。

ウォンビンがひとこと発するたびに客席からは歓声が沸き起こり、司会が「みなさん久々の生ウォンビンさん、格好いいですか?」と聞くと客席からは再び大拍手が起こり、思わず照れて下を向くウォンビン。

イベント当日の朝に日本に到着したウォンビン。前日の韓国で大韓民国映画賞の主演男優賞を見事に受賞したウォンビン。「昨日は韓国で映画祭があり、日本には今朝到着しました。とても疲れていたのですが、空港で皆さま方にお会いしてとても嬉しく思いました。お一人お一人の顔を見て握手もしたかったのですが、時間の関係上できず、そのまま通り過ぎてしまい、すみませんでした」。あらためて会場から受賞をお祝いする大声援と大拍手が起こるとウォンビンは「気恥ずかしいですね」と照れながらも会場のファンに感謝の気持ちでこたえた。

まずは12月に発売するPrivate DVDのダイジェスト版を鑑賞。上映後にファンからは「モシッソヨ(格好いいです!)」と声が。

司会者からの「ご自分でもカッコいいなと思いますか?」の質問に、即座に笑いながら「わかりません(笑)」と困った様子。

「いつも自分のスクリーンに映る姿を、演技生活を始めて13年間ずっと見続けていますが、いつもちょっと不自然で、見ていると恥ずかしくて照れくさくなります」と言うウォンビン。

映像が始まった時、スクリーンに映る自分を見て思わず「ぷっ」と笑っていたことを司会者に指摘されると「あまりに格好つけすぎているのではないかと思って、笑ってしまいました」と照れまくる姿がウォンビンらしい。

ウォンビン

撮影した当時は「天気がとてもかわりやすくて。特に撮影期間は急に寒くなった時でした」。天気以外はスムーズに撮影は進んだかと思いきや、思わぬハプニングもあったようで「ご覧頂いてわかるとおりギタ-ケースは少し古ぼけていますよね。撮影中にちょっと道に置いておいたらお掃除の方がゴミだと勘違いして持って行ってしまって(笑)、撮影ができなくなってしまうかもというヒヤリとした瞬間がありました」というエピソードを紹介してくれた。

DVDの中では料理をする姿も披露しているが「自分の性格で、もともとあまり人前に立つというのが得意ではありません。料理はできないのですが、やはり素敵に料理をする姿をみなさんに見てもらいたくて、料理の授業を少し受けました。でもやはりあまりうまくはできませんでした。一生懸命やったのですが、やりながらも自分でも不自然さを感じてちょっとギクシャクしてしまいました。でも一生懸命に撮りましたので、皆さんどうぞ楽しくご覧ください」とファンを思って一生懸命に撮影した真面目なウォンビンの姿が浮かんでくるようだ。

「自分も時間的な余裕ができたら、その時はもう一度、料理を少し勉強して、皆さんに料理をする姿をお見せしたいと思います。いつかは・・・(笑)」とファンには楽しみなコメントも。

その料理シーンの映像が流れると、ところどころ戸惑って動きが止まるウォンビンの姿にファンは温かい拍手と温かい笑いを送った。

ウォンビン自身はその映像を「見ませんでした(笑)」と、よほど料理のシーンに心残りがある様子をのぞかせた。手作りドレッシングでサラダを作るシーンであったが、「驚きの味になります!味が芸術でした」とドレッシングのレシピをウォンビンが紹介。

そしてサラダにはウォンビンのファンクラブメンバーのBin・Us(ビノス)の名前にちなみ「Bin・Us(ビノス) in アイルランド サラダ」と「ビノスのみなさんのために作ったので」とウォンビン自身が命名した。

ウォンビンウォンビン

次はDVDの撮影で使用したタオルやオモチャなどの小物が抽選で当たるプレゼントコーナー。5名の当選者が壇上でダーツをして、矢が当たった番号のプレゼントをウォンビンから渡してもらえるというもの。

当選者の中に年配の方がいるとウォンビン自らゲームがしやすいように何気なくアドバイスしたりと、自然に気遣うその姿に当選者も会場も感激。

また、一人ひとりの名前を呼び「おめでとうございます」というウォンビン。それだけでも当選者たちは大感激の様子で会場も大盛り上がり。

プレゼントを手渡す時には握手とそしてウォンビン自ら手を差し出してハグを!

ファンはウォンビンが照れ屋だと知っているだけにそのウォンビンが自らハグをしたことに、会場はうらやましさと驚きの大歓声と拍手の渦に!司会者も思わずウォンビンに「どうして抱きしめられたのですか?」と聞くと「おめでとうという気持ちを表したくて」と。

次のファンミーティングの時もまた是非お越しください」と感激しながら感謝の気持ちを伝えた。

さらにウォンビンの提案でDVDでもこのイベントでもしていたアイルランド伝統の指輪をなんとプレゼント。「アイルランドの伝統的な指輪です。はめ方には意味があって、ハートが内向きになっている時は恋人がいますよという意味で、外向きは恋人はいませんという意味です。

自分はいつも外向きにしてました(笑)」。最後の当選者はステージに上がる時にウォンビンが自ら階段のところまで迎えに行き手を取ると、感激のあまり思わず涙が。

名前を呼ばれると本人はさらに感激し、もちろん最後には握手とハグも。会場も大拍手で大盛り上がりのプレゼントコーナーとなった。

ウォンビン

終盤ピアノとギターの演奏が流れ、ステージ中央からウォンビンが登場。DVDでも流れていたバラード曲「Because I Love You」を優しく温かい声で歌い始めた。

客席にはペンライトが波のように優しく揺れて、心を癒すようなウォンビンの歌声に酔いしれた。歌い終わると客席からは大きな拍手と大歓声が!ウォンビンは照れ笑いしながらすぐに舞台袖へひっこんでしまった。

スクリーンのDVD映像には、自分自身のことを語るウォンビンの姿。子供時代のこと、自分の性格のこと、プライベートなことを飾ることなく率直に語る姿がとても印象的だ。いつも自然体なウォンビンらしさがよく伝わってくる。

ウォンビンが再び登場し、先ほどの歌の感想を聞かれると「もう少し上手く歌っている自分の姿を見せたかったのですが残念ですね」「もしも歌が上手かったらもっと自信を持って歌えるのに、たくさんの人の前で歌うのは本当に恥ずかしかったです」と本当に残念そうに笑った。

大阪と東京で今回のイベント前に行った写真展などのプレイベントの様子やファンからのメッセージビデオがスクリーンに映されると、ウォンビンはそのひとつひとつに、うなずいたり、笑ったり。優しい目で大切そうにじっと見入っている姿から、ファンを大切に思うウォンビンの気持ちが伝わってくる場面でもあった。

ウォンビンは本当に感激した様子で「(日本語で)ありがとうございます」「映像を見ながら自分自身も胸が一杯になってしまいました。本当に感動的でした。どうもありがとうございます。このように皆さんにご挨拶する機会に恵まれるたびに、皆さんが僕のことを温かく迎えてくださって、そして遠くから来て下さったかたもいらっしゃいます。本当にいつも応援してありがとうございます。嬉しいです」と伝えた。

ここで花束とプレイベントでメッセージが書き込まれたフラッグを会場から選ばれたファンからウォンビンに手渡された。

フラッグにはウォンビンへのメッセージがびっしりと書かれていて、ウォンビンも思わず「うわぁ~…」と驚きの声を上げた。そこに込められたファンの思いに感動し「本当に感動的です。このように真心の一杯つまったメッセージを贈ってくださって、どうもありがとうございます。俳優は皆さんが送って下さる愛情で勇気を得て、一日一日を生きているのだと思います。僕は今、皆さんのおかげで本当に幸せな時間を過ごしています。本当にどうもありがとうございます」と心からの感謝を伝え、贈呈したファン代表には握手とハグで気持ちをあらわした。

ウォンビン

ここでウォンビンの誕生日を祝うバースデーケーキが登場!!何歳になったかを聞かれて「え?28歳です(笑)」と冗談を言って笑うウォンビンは、実は33歳。そしてファンからのサプライズプレゼントが!

司会者の合図で客席にたくさんのペンライトの明かりが灯り、韓国語でのバースデーソングがウォンビンに贈られた。

「自分はこういう誕生日パーティーというのをやってもらったことはないのです。友達や家族は自分がこのようなことをされると恥ずかしがるというのを知っていますので。ですので、こういう機会はなかったのですが、皆さんこのように準備してくださったのですね。本当にありがとうございます」と照れながら嬉しそうに笑った。

ケーキを少し食べると「美味しいです」「これは家に持って帰りたいと思います」と嬉しそうに言った。 ウォンビンは「今日は本当に幸せな時間を過ごすことができました。

僕が昨日の映画祭で、ファンの皆さんに言った言葉があります。『自分が淋しくない俳優として、生きていけるように、皆さんいつも僕のことをお応援してくださって、愛してくださって、本当にどうもありがとうございます』と。本当に皆さんがいてくださるおかげで、自分は淋しくない俳優として生きていくことができています。本当に皆さん、どうもありがとうございます。これからも僕の味方でいてください。ずっとずっと一緒に歩んで行ってください。本当に今日はどうもありがとうございました」と言った。そして再び最後の一言を言う時に「今日は本当に…」と言いかけて思わず言葉に詰まり涙ぐんだ。

会場からはウォンビンを呼ぶ声と拍手が沸き起こった。そして「韓国という遠い地にいるウォンビンという俳優を忘れないでいてくださって、そして本日はこのようにお越しくださいまして、ありがとうございます。今日はもう胸が一杯になった一日でした。本当に幸せで楽しい時間でした。ありがとうございました。皆さん、これからもどうぞお元気で。そして今日は楽しい気持ちで家路についていただきたいと思います。本当に今日はありがとうございました」と溢れんばかりの感謝の気持ちを込めて挨拶した。深々と何度もお辞儀をして退場したが、客席からのやまない拍手にこたえ、再度登場し歓声に応えた。

ウォンビンは決して饒舌ではないが、その朴訥とした飾らない語り口から、ファンを大切に思うウォンビンの気持ち、ファンに対する心からの感謝の気持ちがよく伝わってくるファンミ-ティングだった。

最新映画「アジョッシ(おじさん)」では今までとは違う新しい姿を披露しているウォンビン。俳優として、そして33歳の男性として、これからどのように成長し続けていくのか、独特の魅力を持つウォンビンからますます目が離せなくなりそうだ。

「ウォンビン Private DVD&Photo book」は12月に発売予定。ドラマや映画では見られない素の魅力溢れるウォンビンに会えるに違いない。

2010.12.01