※ネタバレになる内容が含まれています。
14日に放送されたSBSドラマ「テバク」24話では、インジャ(チョン・グァンリョル)の最後と、テギル(チャン・グンソク)&英祖(ヨ・ジング)兄弟のその後の姿が描かれた。
英祖は逮捕したインジャをすぐに処罰せずに待っていた。少論の大臣たちをつかまえるためだった。「お前も結局怪物になった」というインジャに英祖は「父上のような怪物になるのが私の願いだった」と冷たく応じた。英祖の予想通り、インジャを殺そうとする刺客が現れ、英祖は背後について全て尋ねた。
インジャが極刑される日、インジャはテギルの刀を抜いて自害しようとしたが、テギルは「民の前で謝罪して死ね、懺悔の涙で」と言った。処刑直前にインジャは「悔しく恨めしいな。私が一体どのような名分で死ななければならないのだ。見ておれ。イ・インジャがいつかはこの腐った国でお前たちより、100万倍、1000万倍必要な人間であることを分からせてやる。イ・インジャは決して死なない」と叫びながら最後を迎えた。
英祖は一人残って寂しさを感じていた。民の間ではテギルへの支持が大きくなっていた。英祖は噂を伝え聞いて複雑な気持ちになった。大臣たちも「そのような逆賊は欲を出す前に根を絶たねばならない」と言った。英祖は「すぐにペク・テギルという者を逮捕して打ち首に処せ」と命じた。大臣らは動揺し、「奴らが望むのはこれではないのか」と反問した。英祖は誰もいない朝廷で一人玉座に座り、テギルとの思い出を振り返っていた。
英祖は自らテギルの所へ行った。「今日、お前を殺しに来た。玉座に座る者がきちんといるのに、民のための王のフリをする者がいてやってきた」と言うと、テギルは「殺してください」と言い切った。英祖に正直に言ってみろと言われてテギルは「王様が私の実の弟でなかったら、あの時どうしたのかわかりません」と言ったが、「民も道理をわかっている。平凡な民であるから賞賛されているのであり、本当にこの国が滅びることを望んでいるのではない」として自信を持つよう励ました。英祖は「また来るのかな、我々が笑いながらばくちをする日が」と言い残して去っていった。
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