チャン・グンソク、イベント開催前に熱い気持ちを語る!

 

若手実力俳優として活躍中のチャン・グンソクが、5月29日東京・五反田、ゆうぽうとホールにて「アジアツアーinジャパン」を開催した。

チャン・グンソク

イベント前に記者会見が行なわれ、多くの報道陣が待つ中、ベージュのスーツにワイン色のカットソーというシックな姿で会見場に現れた。

チャン・グンソクは、「私は韓国からきた俳優チャン・グンソクと申します。今日はお願いします。」と流暢な日本語で爽やかに挨拶した。

そして、「今アジアツアーの真っ最中で、中国、シンガポール、台湾、そしてついに日本にやって来れたことをとても嬉しく思っています。今回はコンサート形式のショーとして新しい形のイベントをお見せできると思います。」と意気込みを伝えた。

これまでの各国の反応も熱狂的なものだったとし、「面白かった。これまで一度も行ったことのない国の方々に関心を寄せていただき責任を感じました。

現地のファンとも直接会えて大きな意味があったと思います。」と満足げに語った。

日本でも大人気のドラマ『美男<イケメン>ですね』については、「まだ大きな人気という実感がありません。これまで通り役柄を誠実に演じてきていますし、それが俳優にとって重要なことだと思います。でも、大きな愛を頂いているという事をとてもありがたく思います。これからも、韓国の若手俳優として自分の道を着実に歩んでいきたいです。」としっかりと意思を持った姿勢で答えた

若手とはいえ、チャン・グンソクはデビュー16年を迎えるベテランで、コメントには風格がうかがえた。

さらに、「このドラマで、やっと自分らしい姿にたどり着いた気がします。年上として周りの人を引っぱっていく責任感も感じ、新しい体験が出来ました。これからはその経験を生かしていきたいです。また、この作品を通じてアジアの多くの人々と出会う事ができました。」と続けた。

待ち望まれる次回作は、日本のマンガを原作にしている『きみはペット』という映画で、主演を務めるとのこと。

「もうすぐ撮影が始まるので、今ダイエットして体重が60kg近くまで落ちています。天才的なダンサーという役柄(日本ではジャズダンサー)になっていますので、一生懸命ダンスの特訓をしています。」と話した。

ダイエット中の苦労を問われると、「大好きなキムチチゲが食べられない以外、大きな苦労はないです。」とサラリと答えた。

「今アジアツアー中なので、ダンスの練習が出来ないのでダンスの先生から「いつ帰ってくるの?」と頻繁に電話がかかってくるんです。(笑)」と明かし、「皆さんに、リラックスして楽しんでいただける作品で、日本のドラマとは違った韓国の新しい作品になると思います。」とPRした。

また、料理が趣味というチャン・グンソクは、「将来、愛する人の為に毎日朝食を作ってあげられたらいいなぁと思います。愛する人であれば、もちろん年上の人でも・・・。でも、母を除いてです。(笑)」「その理由は、母は料理の資格を3つも持っていて料理の評価は厳しいから。」と笑いを誘いながらも、年相応の素直な気持ちも覗かせた。

今後の目標を「これからも性格派俳優と呼ばれるように、さまざまなキャラクターに挑戦していきたいと思います。」とし、日本のファンに向けて「いつも温かく迎えていただいて、とても嬉しく思っています。アジアツアーを回っている時も早く日本に来たかったです。これからも皆さんと一緒に歩んでいきたいと思います。」と感謝と熱い思いを伝えた。

これからも、大きく成長し続けていくだろうチャン・グンソク、益々の活躍を期待したい。

2010.06.01