「記者懇談会@ソウル」俳優チソンが直接明らかにした「タンタラ」の意味

201605111539772203_5732d4c785f37

俳優チソンが完全にマネージャーになりきって「タンタラ」の出演俳優に対する愛情を表現した。主人公として、先輩として、またひとりの子供のパパとしての責任感を明らかにしたチソンにとって「タンタラ」とはどんな意味をもつのだろうか。
11日午後、京畿道一山(キョンギド・イルサン)炭峴(タニョン)SBS製作センターではSBSの水木ドラマ「タンタラ」の記者懇談会が行われた。

この日シン・ソクホ役を演じるチソンは、「この場がちょっと居心地が悪いです」と口を切って、「今こうしてソクホになり切ってバンドのために走りまわっていると、後ろから見守らなければならないことが多いようです」と完全にマネージャーになりきったように語った。
またチソンは、「現在よく走り続けています。もう少しリアルにキャラクターらしく見えるように行動しようとみんな努力して、他の人に迷惑にならないように気をつかう姿が美しいし、またお互いを励ましています。僕が主人公だからと言って僕がリードするのではありません。『タンタラ』バンドがデビューして彼らの人生をソクホの視点で表現していくドラマなので、弟たちの活動に期待してみたり、また心配になったりします」と明らかにした。

続いて「兄という立場で役に立ちたいのですが、小言のようになったりして本当にマネージャーのようだったりします。それでこの懇談会が僕がいる所ではないようで居心地が悪い気がします」と付け加えた。
またチソンは、共演するヘリ(Girl‘s Day)とミンヒョク(CNBLUE)について、「僕が彼らの年にこれほど演技ができたかと思うほどに演技が上手いです。不足な部分もありますが、僕は20代の初中盤にこんな演技ができませんでした。たくさん辛い思いをしたことやデビュー当時を思い出します」と誉めた。それとともに「すごいです。時代が変わって賢くなったのかと思ったりもします」と付け加えた。

そしてチソンはヘリを見て、「記事をみると『応答しなさい』の呪いだと言ってましたが、僕がその呪いを解いてあげたいです。妹が気苦労をしているようですが、克服しようとする姿がすごいです。意気消沈しないで元気を出そうとする姿が逆に勇気付けられるし感動します」と本当のマネージャーのように後輩を心配した。
チェ・ジョンアンはこんなチソンに対して、「こんなに相手俳優に思いの全てをつくすことができるということがうらやましいです。元々人が好きなタイプですが、本当にすごいです」と語った。

またチソンは、「タンタラ」について「大きな意味として残るような気がします。この瞬間がどれほど大事なのかを悟っているように感じます。『タンタラ』が持つ意味が深くて、選んでよかったと思っています」と明らかにした。チソンは懇談会の始めから終わりまで「タンタラ」がとても意味深い作品であることを強調して感動した心を隠せなかった。
彼は、「僕がひとりの子供の親になって見ると、責任感がもっと生まれました。単純に視聴率を上げて人気を維持するのではなく、何か意味あることをして行くことができるのが俳優という職業ではないか思います。そのために『タンタラ』を選択しました」と言った。それとともに彼は、「僕たちの子供が明るく生きて行くことができる社会になったらいいという雄大な考えをしたりもします。そんなものがドラマの中に盛りこまれたら良いでしょう」と言って涙ぐんだ。

2016.05.14