「取材レポ」SHINee、NU’EST、MR.MRが参加でこの冬一番の熱気!「第65回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL2014」開催!

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北海道屈指の冬の祭典である”さっぽろ雪まつり”が今年第65回目の開催を迎えた。開催期間中は数多くのイベントが催される本祭典だが、その中でも最も熱い盛り上がりを見せたのが、NPO法人日韓文化交流会と(社)札幌観光協会の共催で2月8日(土)ニトリ文化ホールにて開催された「第65回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL2014」だ。日韓文化交流を目的とすると共に、前日には児童施設を訪問するなどのチャリティー活動も同時に行われた本公演には、今をときめく3組のアーティストが登場した。

当日は-5℃という寒空の中、会場は超満員。今か今かと開演を待ち望むファンの前に地元のK-POPダンススクールの面々が登場し、客席も一体となってSHINeeの「Everybody」を踊るなど、オープニング前から会場は既に熱気に満ちていた。

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トップバッターを飾ったのは、昨年9月に「KMF」で日本初登場を果たし着実に人気を集めている、「男の中の男」という意味のグループ名を冠す「MR.MR」だ。

オープニング映像に合わせて登場したのは、チャンジェ、リュ、ジン、テイ、ドヨンの5人。肩にフリンジがついた深緑色のナポレオンジャケットにゴールドのネクタイ、黒のパンツとシックながらもゴージャスな装いで、「Waiting for you」、「Highway」と2曲続けて披露。「Highway」では客席から「ミスター!」の掛け声がかかり、序盤から盛り上がりを見せた。

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続くトークでは「おはようございます。私たち、男の中の男!MR.MRです!」と日本語であいさつし、メンバーが爽やかに自己紹介。司会者に「昨年11月に新メンバーが入ったのに何故5人なの?」と聞かれるとジンが「(通訳さんを指して)この人が新メンバーです」と冗談を言うなどして会場の笑いを誘った。その勢いで彼らのデビュー曲である「Who’s that girl」を歌い上げた後は、前日にチャリティー活動で訪れた児童施設の子供たちとの触れ合いの様子などが収録された映像が流れた。

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ここでクールダウンかと思いきや、映像が終わるとともに登場したメンバーは何と、ブラウスにチェックのスカート、頭にはリボンのついたカチューシャという女子高生スタイル!以前着ぐるみ姿を披露したこともある彼らだが、今回は女性に扮し「A pink」の「NoNoNo」をキュートに踊り上げた。この「NoNoNo」から新メンバーであるホンも参加すると、メンバーの緊張もほぐれたのか2度目のトークコーナーでは自身が出演したミュージカル、「千番目の男」のタイトル曲をテイが、「4MEN」の「告白」をリュがアカペラで歌い上げたり、日本での公演は初めてだというホンについてドヨンが「ホンは帽子を被っていないと力が出ない四次元な人」とコメントしたりとノリノリの様子。また、トークコーナーの最後では「今年は海外イベントがたくさんある予定です。SHINee先輩のように自分達もアップグレードできるよう頑張ります」と今年の抱負を語った。

次曲「約束するよ」では真っ赤なロングコートに着替えたジン、ドヨン、ホンが客席に下りてファンと握手を交わすと、後方のドアからも残る3人が登場、客席を通るサプライズ演出を行い、MR.MR最後の曲となる「Do You Feel Me」では6人揃って客席に手を振りながら出番を締めくくった。

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 2組目はメンバー全員が10代というパワー溢れるボーイズグループ、「NU’EST」。

札幌での公演は初めてだが、「第62回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL2011」にて先輩である「ORANGE CARAMEL」の舞台を見に来ていたとのことで、「自分たちもいつか絶対にこの舞台に立ちたいと思っていたので実現できてうれしい」と熱く語ったのはベクホ。その言葉通り、黒基調のストリートカジュアルな衣装を身に纏って登場した彼らは1曲目で椅子を用いたロックなダンスとともに「Face」を、2曲目では「Action」を力強く熱唱した。

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MCではリーダーJRが「札幌の皆さん、元気ですか?」と日本語であいさつをしたのを皮切りにメンバー全員が日本語で自己紹介を行うと、ミニョンは「ラーメンが美味しくてビックリした」と言いながらジェスチャーも交えて「じぇじぇじぇ!」と日本の流行ネタを盛り込んで会場を沸かせた。

続く「HELLO」では客席からの掛け声を、「Fine Girl」ではポップなミュージックと共に手拍子を誘い、「Sleep Talking」ではダンスの途中でお腹をチラ見せするパフォーマンスで会場を魅了し、映像パートではNU’ESTデビュー当時から今に至るまでの歩みを再現したVTRが流された。

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また、とても大人びて見える彼らだが、全員がまだ10代ということを受けて今韓国の若者の間で流行っている物を聞かれると、「ケミトジダという言葉が流行っています」とのこと。これはケミストリーの“ケミ”に爆発する、という意味の“トジダ”を掛け合わせた造語で、「男女が出逢った瞬間にビビビ!と来る状態」を表した言葉だそうだ。そして流行っているダンスと言えばやはりK-POP!レンが「Girl’s Day」や「ORANGE CARAMEL」の物真似を披露、「流行っている場所はどこ?」と聞かれればアーロンが「カロスキル!ファンの皆さんとデートしたいです」とコメントし、これには客席から黄色い声が。

NU’ESTは3/21に大阪、3/22には東京でデビュー2周年記念イベントを控えているとのことで、「ぜひ遊びに来てくださいね!」とのコメントもあった。

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続いては「歌詞がとても素敵だと思う。一生懸命練習しました」と語ったSMAPの「世界に一つだけの花」をスペシャルステージとして披露し、会場が一体となって大合唱と共に踊る中、曲の後半ではメンバー各々が一輪の花を持って客席に登場、ファンに花をプレゼントするサプライズが!客席からは悲鳴にも似た歓声が沸きあがった。

「Beautiful Solo」ではステージ上を縦横無尽に走り回り、アーロンはビデオを片手に客席を撮影したりと、NU’EST最後の曲に相応しい盛り上がりを見せ、メンバーが「ニュー」と言えば客席がすかさず「イースト」と続ける完璧な掛け合いで、人気を見せ付けた。

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 トリを務めるのはお待ちかね、K-POP界に於いて今最も輝くアーティスト「SHINee」だ。会場が暗転した瞬間、客席からは「SHINee!SHINee!」とシャイニーコール。オープニング映像がスタートすると、会場のどこにこんなに沢山の人が潜んでいたのかと思うほどの割れんばかりの大歓声で彼らの登場を迎えた。

その歓声に包まれる中の「Why so serious?」。白と黒の千鳥格子のジャケットに黒のパンツという出で立ちで登場した彼らは、キレのあるダンスと共にジャケットを脱いでファンサービスをするなど、流石に堂々たる様子で1曲目を披露。

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左からオンユ、ジョンヒョン、テミン、ミンホ、キーという並びで中央に集まると、普段のコンサートは夜が多いせいか、「こんばんは!」とあいさつするも、「あ、違ったこんにちは!」と言い直すなど、流暢な日本語で各自が自己紹介。SHINeeは2010年にもこのK-POP FESTIVALに出演しているが、その時のことを聞かれるとテミンが「去年?来た時は雪がたくさんありました」と返答。他のメンバーが「去年じゃないよ」「今年も雪いっぱいあるよ」と総ツッコミを入れると、「あれ?忘れちゃったー」と末っ子らしさをアピールし、会場にはどっと笑いが溢れた。

「次の曲は札幌とこの季節にピッタリな曲です。知ってる皆は一緒に歌ってください」とキーが紹介したのは「Color of the season」。背景に雪の結晶の映像が映し出される中、しっとりと綺麗な声で歌い上げるバラードで客席を魅了した後は、一転、激しいダンスと軽快な曲調で人気のナンバー、「Sherlock」を披露。曲冒頭では大きな「シャイニースペック」の掛け声がかかり、更に後半でミンホがキーを飛び越えるシーンでは会場が興奮のるつぼと化した。

司会者が現れてのトークでは、オープニング前に「Everybody」を客席が練習していたことを受け、「EverybodyのDJダンスは僕たちの曲の中でも簡単なので皆にもできると思う。僕たちが歌うので踊ってください!」とのジョンヒョンの言葉によって観客がSHINeeに「Everybody」のダンスを披露するという一面も見られた。「韓国はこの間お正月でしたがゆっくりできた人は?」と聞かれると、テミンとキーが手を挙げ、キーは「実家でトックッを食べました」と回答。トックッとは韓国のお正月料理で、お餅が入ったスープのこと。また、今後どのようなチャリティー活動をしていきたいかとの質問には、「たくさんのファンの方に会うために色々なところに行く予定です。それが一番大事なことだと思います」とオンユがコメントした。

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SHINee最後の曲となったのは件の「Everybody」。客席も掛け声と先ほど練習したダンスで一体となって盛り上がり、この日のテンションは最高潮に達した。しかし、ここで終わらないのがSHINeeだ。曲が終わっても止まないシャイニーコールに、アンコールとして登場した彼らは客席にほど近いところで特別に「Colorful」を披露し会場を熱狂させた。

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 公演の最後には出演した3組が勢ぞろいし、思い思いのポーズでファンと共に記念写真を撮影した。更にメンバーそれぞれのサイン入りボールを会場へ投げるサプライズプレゼントも!中には一階席だけでなく二階席までボールを飛ばす猛者も現れ、ボールをキャッチしようとファンも大いに盛り上がった。

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「今日の感想を一言!」と聞かれると、SHINeeからはジョンヒョンが「本当にうれしかったです。また来るのを待っていてください!」と日本語でコメント。NU’ESTのJRは「ステージを用意してくれた日韓のスタッフの皆さんありがとう、また日本にも来ますし、皆さんも韓国を愛してください。本当にありがとう」、MR.MRのジンは「今日携わってくれたすべての皆さんありがとう。他のグループのファンの皆さんも本当にありがとう」とそれぞれ感謝の気持ちを語った。

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 本公演終了後にはNU’ESTとMR.MRによるチャリティーハイタッチイベントなども開催され、大盛況に終わった今回のK-POP FESTIVAL2014。冬の札幌最大のK-POPコンサートに、来年は一体どんなアーティストが登場するのか、今から待ち遠しくて仕方がない。

写真提供:NPO法人日韓文化交流会 www.japankorea.org

取材:korepo(KOREAREPORT INC)

 

2014.02.12

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