
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
韓国ドラマ「100日の嘘」が、再び自己最高視聴率を更新した。キム・ユジョンと「GOT7」パク・ジニョンの切ないロマンスが深まる中、パク・ジニョン演じる人物が父の衝撃的な過去に直面し、緊張感を高めた。
1日に放送されたtvN土日ドラマ「100日の嘘」第8話では、イ・ガギョン(キム・ユジョン)とサトウヒデオ(佐藤英雄/キム・テウン、演:パク・ジニョン)が、ヒウォン(希園)で思いがけず一緒に朝を迎える姿が描かれた。
前夜、酒に酔ったイ・ガギョンをヒウォンまで送り届けたサトウヒデオが、そのまま泊まることになったのだ。ユ・フィリップ(イ・ムセン)は、イ・ガギョンが酔った勢いで秘密を口にしてしまったのではないかと心配し、サトウヒデオが何かを察して自分たちを探りに来たのではないかと疑った。
そこでユ・フィリップは、サトウヒデオの本心を確かめるため、2人きりの酒の席を設けた。サトウヒデオは気が進まなかったものの、プライドから仕方なく席に着いた。
しかし、すべてが偽りで成り立っている関係だとは知らないサトウヒデオは、ユ・フィリップが妻のユ・ソラン(キム・ヒョンジュ)を裏切り、イ・ガギョンと不倫関係にあると誤解していた。酒が進むにつれてサトウヒデオはユ・フィリップへの不満をあらわにし、ついには深夜に2人が取っ組み合いのけんかを繰り広げる事態となった。
翌朝、イ・ガギョンはユ・ソランから昨夜の出来事を聞き、サトウヒデオが自分の部屋にいると知って慌てて駆けつけた。初めて出会った際、彼の財布から盗んだ質札を取り戻すためだった。しかし、その質札はすでにサトウヒデオの手に渡っていた。
サトウヒデオは、その質札が幼いころに自分を置いて去った養母のものだと明かした。そして、養母の行方を捜すため、質札に記された「シン・テジン」という人物を探していると打ち明けた。
続けてサトウヒデオは「しばらくそのまま持っていてください。チョンノ(鐘路)質店を見つけたら返してくれると言いましたよね。クム・ソヒさんを信じます。あなたを……僕の金庫だと思うことにします」と話し、質札を再びイ・ガギョンに預けた。互いの秘密を知らないまま、それでも2人の間には以前よりも深い信頼が芽生え始めていた。
一方、朝鮮総督府では、気送管の開通式をめぐり、総督(キム・スンラク)と政務総監の対立が激しくなっていた。
天長節の行事で発生した爆弾投てき事件を受け、総督はサトウシンイチ(佐藤真一/チン・ソンギュ)が救国団を一網打尽にできなかったことを問題視し、開通式の延期を命じた。
しかし、サトウシンイチは「今こそ、この流れを逆に利用する時だ」と主張し、朝鮮総督府の威勢を示すため、開通式を記念した宴会を開催する計画を打ち出した。
これは救国団にとっても見逃せない機会だった。ユ・ソランは宴会場で爆弾を爆発させる作戦を立て、サトウヒデオと政略結婚を控えた婚約者キム・ミョンナム(パク・ジョンヨン)が、滋養薬の包みに爆弾を隠して会場へ持ち込む役割を担うことになった。
そんな中、イ・ガギョンとサトウヒデオは、お互いを思う気持ちとは裏腹に、誤解と本心の間ですれ違いを重ねていた。
サトウヒデオがユ・フィリップとイ・ガギョンの関係を心配していると知りながらも、イ・ガギョンは「私のことは、通訳官さんが口を出すことではないと思います」と距離を置いた。
一方、サトウヒデオも、イ・ガギョンからキム・ミョンナムとの結婚を祝福されると、「僕の結婚は、クム・ソヒさんが口を出すことではありません」と言い返した。相手を気にかけながらも素直になれない2人の姿からは、隠しきれない寂しさがにじんでいた。
その後、複雑な思いを抱えたサトウヒデオは、トマクゴルへ向かった。そこでマ・ムンマク(イ・ソク)がイ・ノマ(ホン・サビン)を殴っている場面を目撃し、2人の間に割って入った。
すると、サトウヒデオの顔を見て正体に気付いたマ・ムンマクは、「この町にはケアムリ(桂岩里)出身の人間もいるんだ。その人たちが若旦那を見たらどう思うだろうな? 同じように火をつけて殺してやりたいと思うんじゃないか?」と意味深な言葉を残した。
突然の言葉に困惑したサトウヒデオは、総督府に戻ると資料室へ向かい、ケアムリ騒擾(そうじょう)事件について調べ始めた。
そこでサトウヒデオは、クム・ソクジュン(カム・ウソン)をはじめとする事件関係者の収監時の写真と、当時、日本軍がケアムリの朝鮮人23人を虐殺したことを伝える英文記事を発見した。
さらに、事件の供述調書の最初のページには、「イシカワ・ノブユキ」という見知らぬ名前と、サトウシンイチの見覚えのある写真が並んでいた。イシカワ・ノブユキこそ、サトウシンイチがかつて名乗っていた名前だったのだ。
これまで信じてきた父サトウシンイチが、過去の事件に関わっていたことを知り、サトウヒデオは大きなショックを受けた。
しかし、サトウシンイチは真実を知ったサトウヒデオに対して「結局、愚かなことを選んだんだな」と非難した。
さらに、怒りをぶつけるサトウヒデオに向かって「お前は自分の意思で日本人になることを選んだんだ。まだ朝鮮人の血を捨てきれないのか」と冷酷な言葉を浴びせ、その場を立ち去った。
信じていた父の過去と、自分自身の生い立ちに関わる真実を突き付けられたサトウヒデオは、怒りと混乱に包まれた。その時、カーテンの裏にイ・ガギョンが隠れていたことに気付いた。
イ・ガギョンは仕事を終えた後、爆弾を人目につかない場所へ移そうとやって来たところ、偶然にも2人の会話を聞いてしまったのだった。
サトウヒデオは自分の感情を悟られまいと、イ・ガギョンに怒りをぶつけた。しかし、その瞬間、イ・ガギョンは前夜、酒に酔っていた時の出来事を思い出した。
イ・ガギョンは、昨夜の記憶を思い出したら願いを1つかなえるという約束を持ち出し、「今、願い事を使います。泣かないでください、サトウヒデオ通訳官さん」と優しく慰めた。
衝撃的な真実を知り、感情を抑えきれなくなったサトウヒデオと、その痛みに寄り添うイ・ガギョン。お互いに素直になれず、すれ違いを繰り返してきた2人が、言葉を超えて心を通わせる切ない場面が、この日の放送の最後を飾った。
イ・ガギョンとサトウヒデオの関係が一層深まる中、ケアムリ事件の真相と救国団の新たな爆破作戦が、今後の2人の運命にどう影響するのか注目が集まっている。
この日放送された第8話の視聴率は、ニールセン・コリアの有料プラットフォーム全国世帯基準で平均9.8%、最高10.6%を記録した。首都圏では平均10.7%、最高11.6%をマークし、全国・首都圏ともに自己最高記録を更新した。
また、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を獲得。tvNの主要視聴者層である男女20~49歳の視聴率でも全チャンネル1位に輝き、上昇傾向を続けている。
「100日の嘘」第9話は、11月7日(土)午後9時10分から韓国tvNで放送予定。日本ではNetflixで配信されている。
WOW!Korea提供





