「個別インタビュー」セヨン(MYNAME)「15年間、諦めなかった夢が叶った」念願の日本ドラマ出演で感じた“俳優としての新たな挑戦”

Q 現在撮影中ですが、何か印象に残っていることはありますか?

セヨン:現場では、僕の周りに扇風機が4台くらいあって、周りのスタッフさんの配慮がすごくて、その優しさのおかげで大変なことはないですね。あまり寝られずに長時間撮影するのも、MYNAMEの時期にそういった経験もしているから慣れていますし。もちろん、歳をとったので体力的にはちょっと、20代の時とは違うんですけど(笑)。大変というより、面白いです。これはどうやって演じようとか悩んだり、質問していくことが楽しいです。

Q 歌手としてのステージと俳優としての現場での違いはありますか?

セヨン:心的にはステージがやりやすいですね。なぜかというと、自分を好きでいてくれる、可愛がってくれるファンの皆さんが来てくれる場所だから。でも俳優としては、視聴者の皆さんからしたら、僕のことを知らない方が多いですし、演技…、僕ではない他のキャラクターを演じて、呼吸ひとつで共演者との感情表現も変わるので、俳優としての現場は難しさを感じます。でも、その難しさがまた楽しいところです。

Q ドンヒョクとセヨンさんの共通点はありますか?

セヨン:共通点じゃなくて、違うところでいうと、僕は自分が思っていることを正直にダイレクトに言うタイプですが、ドンヒョクは絶対に言わないタイプです。似ている部分というか、共感できる部分だとしたら、孤独ですかね。いま実際に韓国人で一人で俳優として活動していて、寂しさを感じることもありますが、ドンヒョクも在日韓国人で、日本で一人でいるので、その寂しさはわかります。

Q ドラマは「嘘」がさまざまな形で描かれていますが、人を助けるための嘘はどう思いますか?

セヨン:僕の性格上、嘘をつくのが大嫌いなんですよ。大嫌いなのが2つあるんですけど、”嘘をつく”のと”約束の時間を守らない”です。ドラマ的には面白いなって思いましたが、実際にも嘘で誰かを助けられるんだったら良いけど、やっぱり嘘はダメです!

Q 「ブラックトリック~裁きを操る弁護人」というタイトルにちなみ、ご自身が「これは誤解されやすいな」と思うことがあれば、誤解されていた自分を弁護する形で伝えて欲しいです。

セヨン:実は真面目です(笑)。ステージ上とか、バラエティとかの番組でも、結構やんちゃなキャラクターでふざけるイメージだと思われていると思いますが、結構裏では仕事とみんなに見せる場に関して真面目に努力するタイプです。

Q デビュー当時と今で変わったところと変わっていないところは?

セヨン:変わってないところは、努力すること。変わった部分に関しては、「1日、今日、いまをもっと大事にしよう」と思うようになったことです。変わる前は、「なんでそうしたかな」って後悔したり、「これからどうなるんだ」っていう心配が結構たくさんありましたが、最近はいま感じること、今やることをちゃんとして明日に向かっていけば過去にあったこともいいことになるし、ポジティブに考えるようになりました。

Q そう考えられるようになったきっかけはありますか?

セヨン:韓国でミュージカルとか、歌に関してのレッスンをやってるんです。7か月くらいレッスンを受けているんですけど、そこにいる先生にすごくメンタルケアをしてもらったり、いろんなことを教えてもらいました。そこで、先生に「いま感じることを大事にして」と言われました。

Q 日本で活動する中で続けてきたからこそ見えた日本の魅力はありますか?

セヨン:MYgirl(ファン)が、ずっと応援し続けるということです。日本=MYgirlというくらいですし、僕たちのほかにもたくさんのK-POPグループがデビューしているのに、15年間ずっと応援し続けることって、難しいことだと思うんです。そんな風に続けられるのは、正直どこの国に比べても日本が一番強いんじゃないかなと思います。MYgirlだけでなく、ほかのことに関しても思うことは、例えばサッカーでは、自分たちが目指しているところに行くまでには我慢しなければならない時期もあったと思うんですけど、そこを諦めずに粘り強く頑張ってきたから今の強いサッカーチームのレベルになったんだと思うんです。一度決めたことを長く続ける忍耐強さが日本の魅力だと思います。

Q 忍耐強いMYgirlの皆さんもセヨンさんのドラマ出演は喜んでいますね。

セヨン:もちろんです! すごく応援してくれているし、自分のことのようにめっちゃ喜んでくれていて、僕も感動しました。SNSのハッシュタグ活動もしてくれて、みんなめちゃくちゃ頑張ってるんですよ。

Q ファンの皆さんの熱意に応えるために、俳優活動もですが、MYNAMEとしての活動も今後さらに増えていきますよね。

セヨン:もちろんです。僕がもっとドラマで売れたら、MYNAMEももっと売れるんじゃないかなって思ってます。チームがあるから、いまの僕がいるので、ソロで活動していたとしてもMYNAMEのプラスになれるように頑張っています。

Q 15年間諦めずに頑張ってきたセヨンさんですが、デビュー当時の自分に声をかけるとしたら、なんと声をかけたいですか?

セヨン:「心配するより準備をすればいい」と言いたいです。若かった時は、未来に関しての心配が結構多くて不安が多かったです。だから練習もたくさんして、努力したっていうのもありますが、心配な気持ちを持ちながら練習するよりは、未来のことを考えて準備しながら練習する方がもっと笑いながらできたんじゃないかなって思います。

Q 心に余裕が出てきたなって思った時期は?

セヨン:コロナ前は大きな会場でコンサートをしていたけど、コロナとか軍隊を除隊してから戻ってきたら、明らかにファンの数が減っていて、最初は「どうしよう」って思ったんですけど、そこから1年間活動していくうちに、いきなりスーって心が楽になったというか、今応援してくれる人たちを大事にすればいいんだって思えるようになったんです。そこからは、「どうしよう」とは思わなくて、逆に心に余裕が出てきて、ポジティブに考えることもできるようになりました。「できる、できる」って思って活動してきたら、日本のドラマの話がきて…。いいことだけを考えていれば、いいことが来るんだねって思いました。

Q 今後、新しく叶えたい夢はありますか?

セヨン:正直もうないんですけど(笑)。叶えたことについて、もっとレベルアップするために、それに集中して頑張りたいです。なので、ラブロマンスもやりたいなって思います。いまの日本語の実力では、日本人の役は無理だと思うけど、韓国人の役で日本のドラマに出るケースもあるので、そういうジャンルでも日本のドラマに出てみたいです。実は最初のドラマのPRのとき、寂しかったんです…。謎の男だから、ドラマの作品紹介のところで自分の顔が出なかったから。なので、次はラブロマンスで(笑)。

Q ラブロマンスでファンの皆さんは大丈夫ですかね(笑)。

セヨン:ラブロマンスでもファンの皆さんは許してくれます! あ、許してください(笑)。

Q 今後の俳優としての活動も楽しみですね。ドラマの他に決まっている予定も教えてください。

セヨン:11月に誕生日のソロライブがあって、12月に日本でミュージカルをやりますし、MYNAMEのコンサートも予定されています。9月と10月は僕以外のメンバーのソロイベントがあるんじゃないかなと思います。

Q 最後にメッセージをお願いします。

セヨン:MYgirlのおかげで、ドラマの出演が決まってすごくうれしいです。もっと僕が日本で有名になって、僕を応援してくれることに関して、「セヨンのファンだよ」って誇りに思ってもらえるようにもっと頑張るので、これからもよろしくお願いします。それから、月曜日(ドラマ放送日)は約束を入れないでくださいね(笑)。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC.)

2026.08.26