MYNAMEのメンバーとして日本で15年間活動してきたセヨンが、念願だった日本のドラマ出演を果たした。出演するのは、GACKT、北村一輝、志田未来らが出演する話題作「ブラックトリック~裁きを操る弁護人」。日本の地上波ドラマ、しかも物語の鍵を握る重要な役への出演に、「奇跡」と喜びを語る一方、日本語での演技や、先輩俳優たちとの共演を通して新たな刺激も受けているという。15年間変わらず応援し続けてくれたMYgirlへの感謝、俳優としてのこれから、そして自身の変化について、セヨンが語った。
Q 日本のドラマ出演のきっかけは何ですか?
セヨン:日本のドラマに出演したいってずっと事務所に伝えていたんですけど、事務所が頑張ってくれて今回出演することになりました。MYNAMEとしてデビューする前からドラマに出演していたので、俳優として活動したいという気持ちはずっとあったんですけど、MYNAMEのメンバーとして活動することになって、「頑張らないと!」って思って歌手活動を頑張ってきました。
Q 歌手活動を頑張りつつ、俳優としての活動をもっと本格的にやりたいと思い続けた15年間。その夢が叶った時、どんな気持ちでしたか?
セヨン:うれしいですし、まだ信じられないなっていう気持ちです。もう撮影始まったのに(笑)。
Q セヨンさんの周りの反応はいかがですか?
セヨン:日本にいる知り合いからは、「すごいよ」って言われました。最初は”月9”がどれだけすごいか僕は知らなかったのですが、調べたらもうやばいことだなって。僕は日本のドラマに出られるだけでも”奇跡!”っていう感覚だったんですけど、”月9”がこれだけ大きなことだって知ってからはまだ信じられない気分です。小さい役でもいいなっていう気持ちだったんですよ、僕は。なのに”月9”で、しかも重要な役で。GACKTさん、北村一輝さん、志田未来さんとご一緒できて、ホントうれしいです。感謝もしています。韓国の知り合いにも、「日本のドラマに出るよ。月曜の9時にやるドラマだよ」って言っても、それがどれだけすごいのかはわかってくれないけど、日本のドラマに出ること自体がすごいことなので、みんな喜んでくれています。だって、いま、韓国ではドラマとかが少なくなっていて、僕の周りの俳優の友達も仕事がないからバイトしている人が多いんです。そんな中、アイドルとして活動している僕が日本の地上波のドラマに出るってことになって、みんなから「すごいことだよ!」って言われました。
Q 現在も撮影中とのことですが、日本語での演技の難しさは感じましたか?
セヨン:やっぱりイントネーションは難しいと思いました。韓国語は感情が先に来るんですけど、日本語は感情だけじゃなく、イントネーションまでコントロールしながら感情を表現しなきゃいけなくて…。それって相当難しいんです。「日本の俳優さんも気にしてやっていますか?」って聞いたんですけど、GACKTさんも練習すると言っていました。なので、「これはこうだよ」って僕のセリフをGACKTさんが言って教えてくれました。
Q 教えて欲しいってGACKTさんにセヨンさんがお願いしたのですか?
セヨン:実は撮影が始まる前にインスタでDMを送っていたんです。「共演することになってうれしいです」って。そこから繋がって、撮影する前から連絡をするようになって、仲良くさせてもらっていて、その時に「先輩、演技教えてください」って言っていたんです。でも、GACKTさんは「演技を教えられるレベルじゃないよ」って謙虚だったんですけど、実際に撮影が始まったらすごく教えてくれて、本当に助かっています。
Q GACKTさん以外に撮影に入る前から知り合いだった方は?
セヨン:いませんでした。最初のシーンの撮影は、北村一輝さんだったのですが、MYNAMEのことを知っていてくれていました。最初は、「マネージャーさんが教えてくれたのかな」って思ったんですけど、デビュー曲ではない「Hello & Goodbye」を知っていて驚きました。K-POPが好きで、BIGBANGもよく聴くって言っていました。そこから仲良くさせていただき、北村さんがされているカレー屋さんにも行ったりしました。
Q 大御所の皆さんとすぐに仲良くなられましたが、共演していく中で、「この俳優さんすごいな」って思ったことはありましたか?
セヨン:僕は自分のセリフと自分のキャラクターを表現するだけで忙しすぎるんですけど、GACKTさんってすべてのことを見ているんですよね。演出家さんみたいに。監督といろんなことを話しながら、画を変えたりしていました。だから、僕のことも熱心に教えてくれたんじゃないかなと思いました。それから、北村さんは、撮影が始まる前に僕と話していても、撮影が始まって「はい、スタート」ってなってもとても自然で、”演じている”って感じではなくて、”演技が上手い”ってレベルじゃないんです。どうやってあんなに自然にできるのか知りたいです。あとは、志田未来さんからは、勉強させてもらっています。発音、発声、イントネーション、感情、表情、表現、目の動きとか見て、「すごい…」って思ったんです。経歴が長いから上手くなるわけでもないんですよ。なので、特に3人からいろいろ勉強させてもらっています。
Q 素晴らしい演技の先輩方の中で演じているわけですが、1話の北村さんと食事をするシーンで「うまっ」というセリフがありましたが、とても印象的でした。でも「この無邪気な感じの青年が、これからどう関わっていくのか」という期待が感じられました。
セヨン:実はあのセリフはもともとはなくて、現場で作られたセリフなんです。監督から、このセリフをキャラクターじゃなくて、セヨンとして言ってみるのはどうかなって言われて、「自分のままでやってみます!」ってなって、ああいった表現になりました。ドラマを見ている人に、「この人なんなんだろ」って思わせたかったんですけど、成功しましたね。
Q 物語の鍵を握るドンヒョクを演じるために、役作りについて監督と話し合いましたか?
セヨン:ドンヒョクという人がどんな人なのかについて、考える時間もあったのでずっと彼と向き合っています。実際に人と仲良くなるにも時間がかかるじゃないですか。なので、ドンヒョクと仲良くなるために時間をかけて、ドンヒョクと話し合ってきました。それから、「ドンヒョクという人物は一体なんなのか」って、ドラマを見る人にわかるようにした方が良いのか、謎のままにした方が良いのか、周りとの関係性とか、どうやって表現すれば良いのかっていう悩みもたくさんあったので、現場に行ったらすぐに監督に相談しています。それで、監督からは「演じようとはしないで」と言われました。なので、本当は僕が出ていないシーンも見ておいた方が良いとは思っていたんですけど、あえて見ないでおいた方が、”知らない”状態で演じるからそれがリアルな感じで現れるんじゃないかなと思って、そうしています。そしたら、監督からも「良かったよ」って言ってもらえました。
Q セヨンさんは役に入ったら、撮影中はずっとドンヒョクのままですか?
セヨン:僕は撮影をしている間だけで、撮影が終わったらすぐにセヨンに戻ります。あまり入り込みすぎると、撮影が終わってドンヒョクとバイバイするときがつらくなるので…。出会いも大事だと思うのですが、バイバイするときも大事だと思います。実際の人ともそうじゃないですか。でも、もちろんすごく深い感情を表現しなきゃいけないシーンでは、現場に行く前からドンヒョクに入り込んでいて、そういう時はスタッフさんに「一人にしてください」って言って楽屋でも一人で過ごしたりして撮影に入ることもあります。でも、撮影が終わったら、すぐにセヨンに戻ります。
Q 5話からはセヨンさんのシーンが増えていくとのことなので楽しみです。
セヨン:5話からドンヒョクの話が出てきて、後半にいくにつれてそれが中心になっていくので、逃さずに見てほしいです。
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