映画「HOPE」、特別館が大人気…「156分間ジェットコースターに乗っている気分」

22日、ソウル・ヨンサン(龍山)区CGVアイパークモール4DX館。映画「HOPE」の上映が終わると大勢の観客たちが出てきた。平日の午後だというのに、上映館はほぼ満席だ。2回目だという40代女性は「映画の序盤から座席がひっきりなしに動いてジェットコースターに乗っているような感じだった。後半の追撃シーンでは映画の中に自分が入り込んでるみたいだった」と話した。30代男性も「『F1/エフワン』以降、最も満足した4DX観覧だった」とし、「ナ・ホンジン監督が強調したアクションをしっかり体感した。久しぶりにお金が無駄じゃない映画だった」と話した。

23日、CGVによると、「HOPE」公開初週のスクリーンX(多面スクリーン)と4DX(4次元映画上映システム)の客席率は、どちらも約40%を記録した。ことし封切られた作品の特別館平均客席率(20%)の2倍を上回る数値だ。スクリーンXと4DXを組み合わせた上映館の客席率は50%に迫った。

前売りも続いている。CGV龍山アイパークモール4DX館は、来月1日の座席はすでに90%以上予約済だ。一般館だけでなく特別館でも高い前売率をキープし、ヒットを支えている。

こうした人気は映画のジャンル的特性もマッチしている。「HOPE」は広大な自然を背景にしたアクションと追撃シーンが映画の相当部分を占めている。スクリーンXでは画面が左右の壁面まで拡張されているし、4DXではモーションチェアと振動、風などの環境効果が加わって、カーチェイスや銃撃アクションのスピード感と臨場感を高めている。スケールが大きな作品ほど特別館の強みをより感じられるだろう。

最近、映画館では、オンライン動画サービスと差別化するために、スクリーンX、4DX、IMAXなどの特別館を強化している。家では具現化しにくい没入型観覧経験で観客を映画館に呼び込もうとする戦略だ。業界では「HOPE」がこうした流れを代表する特別館ヒット作になるのではないかと評価している。映画館関係者は「『HOPE』のようにアクションとスケールが大きい映画は、特別館で見る満足度が高いので観客率が高い。今は映画そのものだけでなく、映画館だからこそ味わえる観覧経験がヒットを左右する重要な要素になっている」と話した。

 

WOW!Korea提供

2026.07.24