
故キム・チャンミン監督が救急搬送された当時の写真が公開され、痛ましさが広がっている。激しい暴行の痕跡が明らかになるなか、加害者の身元をめぐる臆測も広がっている。
JTBCは6日、集団暴行を受けた後、救急搬送されたキム監督の写真を公開した。
公開された写真には、激しい暴行の痕跡が生々しく残されていた。まぶたやこめかみ、鼻筋には黒ずんだあざがはっきりと残り、耳の内部にも出血の跡が確認されるなど、深刻な状態がうかがえる。
意識のない状態であったにもかかわらず、目元には涙がにじんでいた。キム監督の父親は、その涙について「無念だったのではないか。苦しみは分かります。意識がなくても、子どものことが心配だったはずです」と語った。
また父親は、「(暴行映像に映っている)6人全員について、最初から徹底的に再捜査し、この無念な死の真相を明らかにしてほしい」と訴えた。
キム監督は2024年10月、発達障害のある息子とともに京畿道クリ(九里)の飲食店を訪れた際、隣のテーブルの一行から暴行を受け、脳死判定を受けた後に死亡した。報道によると、加害者らはキム監督が倒れた後も引きずるなどして暴行を続け、一部はその様子を見て笑っていたとされる。

一方で、捜査の不十分さを指摘する声も出ている。CCTVには加害者とみられる6人が映っていたが、警察は当初、被疑者1人のみを特定して逮捕状を請求した。その後、検察の補完指示を受け、約4か月後に追加の被疑者を特定して再び逮捕状を請求したが、裁判所は逃亡の恐れがないとしてこれを棄却した。
このため、被疑者らは身柄を拘束されないまま検察に送致された。
事態の深刻化を受け、検察は専従捜査チームを立ち上げ、補完捜査に着手した。また、京畿北部警察庁は、事件を担当したクリ警察署の関係者を対象に、捜査が適切に行われたかどうかについて監察を進めている。
一方、「公的な処罰」が十分に行われていないことに対する不満から、インターネット上では加害者の身元を特定しようとする動きも広がっている。加害者が近隣の暴力団関係者ではないかとの疑惑のほか、フィットネストレーナーや配達業者の運営者ではないかといった主張も出ている。加害者とされる人物の写真も拡散されているが、これらの情報の真偽は確認されていない。
WOW!Korea提供




